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高齢者が自身のスタイルで歩くことができる「おばあちゃんの原宿」
東京都渋谷区の原宿は若者のファッションの聖地と言われていますが、豊島区の巣鴨は高齢者が自身のスタイルで歩くことができる町です。「おばあちゃんの原宿」と呼ばれることもあり、テレビで放送される高齢者のインタビューは巣鴨で行われることも多いようです。JR山手線の巣鴨駅から西に向かう「すがも桜並木通り」には桜が植樹され、例年3月下旬から4月上旬にかけて通りを薄紅色で彩ります。2021年は気候の影響から3月25日前後に見頃となりました。
JR山手線巣鴨駅から江戸橋まで繋がる「すがも桜並木通り」
「すがも桜並木通り」は巣鴨駅から江戸橋まで約300メートル繋がります。通り沿いには隙間なくソメイヨシノが整列しています。
「すがも桜並木通り」の南の土手下を行き交うJR山手線の電車
「すがも桜並木通り」の大きな特徴は、通りに沿ってJR山手線の線路が敷かれていることです。桜の花を見上げていると、南の土手下を電車がひっきりなしに行き交います。
数多くの鉄道ファンがつめかける宮下橋
通りの中央ではJR山手線の線路の上に宮下橋が架けられており、桜を背景としたJR山手線の車両を写真撮影するために数多くの鉄道ファンがつめかけます。
「すがも桜並木通り」が巣鴨駅前で交差する国道17号線の白山通りや、巣鴨駅前商店街では例年、「すがも染井吉野桜まつり」が開催されています。白山通りでは桜まつりパレード、商店街では「すがも駅前のれん市」が行われるのですが、2021年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となってしまいました。
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれることもある東京都豊島区の巣鴨駅から、西に向かって約300メートルの桜並木が続きます。「すがも桜並木通り」に沿ってJR山手線の線路が敷かれ、桜の花の下を電車が行き交います。