東京の花火業者である株式会社日本橋丸玉屋(代表取締役:小勝 敏克、東京中央区日本橋)は、文化庁「文化芸術収益力強化事業」の一環として、オンライン花火イベント「【挑戦】スパチャ!上から目線。《花火で地上絵》やってみる」を開催する。
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・ナスカの地上絵ならぬ、花火で地上絵!?その名も<ランドスケープ花火>に挑戦!
・天地逆転の発想!?花火を横からではなく、上から、下から、筒口近くから、複数カメラで撮影!
・スペシャルサポーターとして、お天気キャスター森田正光氏が登場!
・YouTube スーパーチャット(SuperChat)による投げ銭を募集!オンライン花火大会の可能性は?
・ヤマハ株式会社のリモートチアラー(Remote Cheerer)を使用した参加型クイズ企画も実施予定!
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目次
オンラインでしか楽しめない特別な花火
例年は日本各地に約1,500ヶ所、約7,900万人もの動員を誇り(※1)、その経済波及効果は1兆円を超える規模(※2)がありましたが、昨年コロナウイルス感染症の影響により、実に84%もの花火大会が中止を余儀なくされ(※1)、400年以上続いてきた花火の文化が途絶えかねない事態となった。そんな中、シークレット花火など、コロナ禍に合わせた打ち揚げが各地でわずかながら開催された。株式会社日本橋丸玉屋は、花火大会に足を運ばずとも楽しめる花火演出に焦点を当て、地面から噴出する小型の花火を多用して、花火で地上絵を描く新演出を開発した。この演出は、通常の花火大会のように現地で見ていても、演出内容はわからないが、ドローン空撮や花火の下から撮影した映像によってはじめて、地上絵が描かれていることがわかるものである。これは、オンラインでしか楽しめない特別な花火であり、今後標準化されるであろう花火大会の配信において、花火の新たな魅力を体験できるものと期待している。
花火の地上絵を“ランドスケープ花火”と名付け、2月28日(日)20:00より約30分間のライブ配信を実施する。配信ではランドスケープ花火のほか、ヤマハ株式会社のRemote Cheerer機能を使った参加型クイズ企画、日本橋丸玉屋スタッフによる生解説、生チャット、さらにスペシャルサポーターとして、お天気キャスターの森田正光氏が登場!「花火と天気」について語る。
※1 2020年日本橋丸玉屋調べ
※2 2020年日本経済研究所調べ
「【挑戦】スパチャ!上から目線。《花火で地上絵》やってみる。」開催概要
日にち:2021年2月28日(日)20:00~約30分予定
参加費用:無料(YouTube SuperChatで投げ銭にご協力お願い致します。)
当日配信URL( AQUA Geo Graphic Channel):
https://www.youtube.com/watch?v=HQ40z7XVWpY&feature=youtu.be
詳細情報更新中( HANABIRIUM Channel):
https://www.youtube.com/channel/UCGAQTrWtq3YWEEoI2d9U4-g
事業ポータルサイト:
https://syueki10.bunka.go.jp/
ランドスケープ花火とは
小型の花火×日本橋丸玉屋。ルーフトップや花火タワーで培った緻密な演出で地上に大きな花火絵を描く。
花火の種類には、いわゆる打ち揚げ花火と呼ばれる空で丸く開く花火だけではなく、地面から噴出する小さなものがある。音楽のリズムに合わせるような花火演出には欠かせないアイテムである。小さいといっても、30mから60m程度の高度を持つ迫力ある花火で、ランドスケープ花火では、この小型の花火を多用して様々な模様を描き出す。
株式会社日本橋丸玉屋は、日本で初めてコンピュータ制御による音楽花火を取り入れた会社である。それ以来、2013年の東京国体では、味の素スタジアムルーフトップからの打ち出し、そして40mもの高さのトラスタワーに花火を設置する花火タワーなど、緻密な計算のもと花火演出の研究を重ね、日本初の取り組みを行ってきた。
ランドスケープ花火は、空撮や筒下からの映像によって演出を認知し、楽しむことができる。カメラを通さないとわかりにくい演出は、今後オンラインでの花火の鑑賞方法を広げると共に、花火大会に足を運ぶことが出来なかった人や海外からの視聴者にとって特別な楽しみを提供できる可能性を秘めている。
「ハナビリウム~花火って、なんであるの?」がVRコンテンツとして販売開始
花火の新しい見方を提供する本記事のオンライン花火イベントと共に、株式会社日本橋丸玉屋では、昨年コロナ禍での花火の楽しみ方という観点からメディアでも話題となったプラネタリウム映像コンテンツ「ハナビリウム~花火って、なんであるの?」のVR化及び多言語化に取り組んでいる。
「ハナビリウム~花火って、なんであるの?」は、花火と同じように「空を見上げる」プラネタリウムで、保安上花火師しか体験できない「花火の真下」の美しい世界を見てほしいと、10年にわたる試行錯誤の末、2019年に完成。360度全方位プラネタリウムでの観覧を想定してデザインされ、実際に打ち揚げられたおよそ5,000発もの花火実写映像に加え、これまであまり知られることのなかった花火の歴史や文化にも焦点をあて、CGアニメーションを通してひも解かれる花火界初のフルドーム教育映像作品である。
昨年2月に開催された第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」(主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館・アーツカウンシル東京/日本経済新聞社 )を皮切りに、全国各地のプラネタリウムで投影されている。
このプラネタリウムコンテンツのVR化について、360度花火に囲まれる個人的体験を提供することに加え、英語版、中文版を制作し、日本の花火文化をより多くの人に知ってもらう機会と捉えている。ハナビリウムVRコンテンツは、DMM.comにて、販売が開始されている。
■日本語版販売サイト
https://www.dmm.com/digital/video/-/detail/=/cid=5720mar00001/?i3_ref=list&i3_ord=9
■英語版販売サイト
https://www.dmm.com/digital/video/-/detail/=/cid=5720mar00002/?i3_ref=list&i3_ord=2
■中文版販売サイト
https://www.dmm.com/digital/video/-/detail/=/cid=5720mar00003/?i3_ref=list&i3_ord=3
<株式会社 日本橋丸玉屋>
東京・日本橋に拠点を置く、花火ショーの開発、制作、プロデュース、花火の製造を行う会社。1995年、日本国内では初めての試みとなるコンピュータ・プログラミングで〈花火〉と〈音楽〉をシンクロさせる最新の花火ショーを実施。以来、国内外問わず、各地の花火大会やテーマパークなどで実績を積み上げている。国内においては、「世田谷区たまがわ花火大会」、トラスタワーを使った最新花火演出が圧巻の日本最大級の花火ショー「みなとみらいスマートフェスティバル」など、〈花火の新たな可能性〉〈新しい美の領域〉を追求し続けている。
2013年「東京国体開会式」では、日本初となる味の素スタジアムのルーフトップから花火を打ち揚げ、オリンピックの開会式さながらの花火演出で大きな話題となった。打ち揚げ玉ばかりでなく、小型の花火を効果的に用いることにより、音楽との完璧にシンクロするハイスピードのパフォーマンスを得意としており、細かな角度まで綿密に計算された打ち出し、それを可能にする全国に類を見ない花火機材の豊富さを武器に、全国各地の様々なシーンで花火を手掛け、その会場の特性に合わせた演出技術やプロデュース力を高く評価されている。
2021年1月1日より、株式会社丸玉屋から株式会社日本橋丸玉屋へ社名変更。
日本の花火の歴史と伝統を継承し、未知なる花火を創造することを理念として、花火ショーの先端を目指し
社会から必要とされる企業であり続ける。
株式会社日本橋丸玉屋WEB Site