夏の一大行事といえば、7月7日の七夕。短冊に願い事をかけたりそうめんを食べたり……みなさまはどう過ごされましたか?
さて短冊といえば笹の葉に飾り付けるのが一般的ですが、東京都西東京市にある神社さんではとってもユニークなてるてる坊主を飾り付ける短冊があるんです。
今回は東京都西東京市にある田無神社で行われている“七夕てるてるトンネル“についてご紹介していきます。
目次
ピンク・グレー・白・黄色・水色……色とりどりの“七夕てるてるトンネル”
てるてる坊主の短冊が設置されている神社の名前は“田無神社”。入り口は4か所あり、
徒歩の場合は西武線新宿線の田無駅から6分ほどで到着可能。また駐車場も用意されているので、お車でも無理なくアクセスできます。
“開かれた神社”をキーワードに掲げている田無神社では、境内の解説がとても丁寧である点が印象的。はじめてでもしっかりとめぐり尽くすことができます。取材に向かった日は連休ということもあり、たくさんの人が訪れていました。
なかでも人気だったスポットは、境内にある“七夕てるてるトンネル”。他に類を見ない、てるてる坊主を飾る短冊で、2021年は6月7日(月)~7月25日(日)まで行われました。取材日は親子連れやカメラを持った方々でにぎわっていました。
飾り付けるためのてるてる坊主、“てるてる短冊”は、七夕てるてるトンネルの近くにあるおみくじ処で入手可能。てるてる短冊は、田無神社に祀られている神様“五龍神”にちなんだ、ピンク・グレー・白・黄色・水色の5色に、緑と黒のだんだら模様などが用意されていました。
おみくじ処には笹の短冊も設置されており、こちらにも、てるてる短冊を飾ることができます。アルコール消毒も設置されており、感染対策面も安心です。
Instagramで大人気 “七夕てるてるトンネル”の投稿をご紹介
カラフルでかわいい、七夕てるてるトンネル。まるで、てるてる坊主に囲まれたようなユニークさから、近年フォトジェニックなスポットとして注目されており、Instagramにはたくさんの写真が投稿されています。
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“七夕てるてるトンネル”の由来とは?天気を司る龍神“級津彦命”(シナツヒコノヒコ)
無数のお願い事が寄せられている七夕てるてるトンネル。田無神社の加陽宮ミコト司より、由来についてお話を伺うことができました。
「当社では、雨や天気などを司る龍神“級津彦命”(シナツヒコノミコト)さまをお祀りしています。」
「“七夕てるてるトンネル”は“級津彦命”(シナツヒコノヒコ)さまのお力から、『心が晴れ渡るように』と願いを込めて、3年前から始めました。今年は特に多くの方が訪れていらっしゃっていただいてるようです。コロナウイルスが流行している状況ですので、皆さまにすこしでも晴れやかな心になっていただければと思います。」
おわりに
「来年は七夕てるてるトンネルをもっと長くしていきたい」とも話してくれた加賀宮司。来年の夏は、田無神社の“七夕てるてるトンネル”に願いをかけてみてはいかがでしょうか?