都内の数々の桜の名所を通り、春には多くの人を楽しませてくれる「東京さくらトラム(都電荒川線)」。今回は「面影橋」駅付近の桜情報をご紹介いたします。
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「東京さくらトラム」とは?
「東京さくらトラム」とは、都電荒川線の愛称。東京都荒川区の南千住にある「三ノ輪橋」駅から、新宿区西早稲田一丁目の「早稲田」駅間の12.2キロの道のりを、片道約1時間くらいかけて走る、都内唯一の路面電車です。
都電に乗った感じはバスと電車の中間のようなイメージ。線路沿いには踏切があり、電車のような運転席があるのですが、車両は1両編成でコンパクト。降りたい駅が近づくと「ピンポーン」とボタンを押して運転手さんに知らせます。
停車駅は30駅。その30の駅の中には桜の名所が数多く含まれていて、春にはお花見のはしごを楽しむ人でにぎわいます。
今回は、「早稲田」駅から1駅、「面影橋」駅付近の桜をご紹介いたします。
「面影橋」駅付近は、間近で桜を楽しめるスポットがたくさん!
「面影橋」とは、都内の一級河川神田川にかかる、豊島区と新宿区の境目を結ぶ橋。橋からは、触れるほど間近で桜が咲いているのを見ることができました。この日は大学の卒業式があったこともあり、袴姿の学生さんたちも思い思いのポーズで桜と撮影を楽しんでいるのも見られました。
また、川沿いの道は細い小道になっていて、みんなのんびりとお散歩をしながらゆっくりと桜を楽しんで歩ける道になっていました。
桜の木は、かなりボリュームを感じるたっぷりの花が咲いていてとても美しかったです。毬のように丸く固まった花を咲かせる桜の木は、樹齢が高めの桜だといいます。面影橋に咲いている桜も歴史のある、樹齢が高めの桜の木が多いのかな、と感じました。
面影橋近くのおすすめスポット「豊川浴泉」
都電荒川線「面影橋」駅から徒歩5分の所にある「豊川浴泉」。昭和25年創業の歴史ある銭湯です。筆者も利用したことがあるのですが、中はレトロな雰囲気は守りつつも、新しくなっているところも多くきれいな印象で、女性用の脱衣所からは、小さな日本庭園のような、窓の外に縁側と、鯉がおよぐ小さな池を眺めることができて素敵でした。浴室で印象的だったのは、まずはとても高い天井!そして晴れやかな水色を基調とした壁には手描きの富士山のペンキ絵が描かれ、「ザ!日本の銭湯」という感じでテンションが上がります。お風呂は普通の広い浴槽に加え、日替わりのお湯が入った小さな浴槽もあって、何度でも来たくなる楽しさがありました。
桜の季節は、お風呂上りにまた川沿いを歩いて、夜桜を楽しむのも素敵ではないでしょうか?気になった方は是非訪れてみてください。
豊川浴泉
●住所:文京区目白台1-13-1
●TEL:03-3941-7856
●営業時間:16時~23時50分
●定休日:月曜、金曜
●公式HP:http://www.sentou-bunkyo.com/pg61.html
まとめ
こちらの記事では、レトロな街並みと桜並木を楽しめる「面影橋」駅周辺の桜情報、おすすめスポットである「豊川浴泉」をご紹介しました。都電荒川線は換気も行き届いており、3密回避の条件はクリアできているように思いましたが、時間によっては込み合う時間もあります。各自コロナウイルス感染拡大防止対策をしっかり行って、お出かけを楽しんでください!