11月になると関東の人にはお馴染みの「酉の市」が開催されます。2023年の酉の市は「一の酉」が11月11日（土）、「二の酉」は11月23日（木・祝）と、2日とも休日に重なって例年以上の盛り上がりが期待できそうです。
参拝したら熊手だけでなく御朱印も気になるところ。場所によっては酉の市にちなんだ絵柄などが入った特別な限定御朱印がいただけます。この記事では、そんな「酉の市御朱印」を頒布する神社の中から5か所をご紹介します！
（この記事は2022年に公開したものを編集し、今年の最新情報に更新しております）
◎2023年の酉の市の開催詳細は、東京・神奈川の主要16か所についてまとめた下記記事をご覧ください。
浅草鷲神社（浅草）
酉の市発祥の地の1つといわれ、関東三大酉の市に数えられる浅草鷲神社。江戸下町を代表する神社で、開運、商売繁昌、家運隆昌、子育て、出世などのご利益があるといわれ、江戸下町の民衆から「おとりさま」と呼ばれ篤く崇敬されてきました。
この投稿をInstagramで見る
2023年の特別御朱印は、一の酉、二の酉の2日間限定。熊手を買って帰る江戸の美女が浮世絵風のイラストで描かれた銀色の御朱印です。酉の市の詳細については公式ページにてご確認ください。
また、浅草鷲神社の現地の様子と御朱印をレポートした、下記の過去記事もご参考にどうぞ！
大鳥神社（雑司が谷）
都電荒川線の鬼子母神前駅に近く、御朱印には都電のモチーフが入ることで知られる大鳥神社。別名「雑司が谷のお酉さま」とも呼ばれています。
明治政府による神仏分離令によって鬼子母神から分離した後も、社地を拡大して地域の人々からの崇敬は篤く、例年酉の市には多くの参拝客で境内が賑わいます。
酉の市の一の酉の特別御朱印
秋の黄昏時の筋雲をイメージした特別和紙を使用しております！
中央の熊手は心を込めて手彫りで作った判子を押しました！
文字は全て手書きですが、書き置きのみと致します。
お初穂料は500円以上。
9時〜24時まで授与します。#ご朱印 #特別ご朱印 #限定ご朱印 pic.twitter.com/A7r5K8L9Hd— 大鳥神社 (@ootorijinja) November 10, 2023
今年の酉の市限定の御朱印は、秋の黄昏時の筋雲をイメージした和紙を使った特別仕様です。中央には熊手をモチーフに丁寧に彫られた手作りの判子が押されています。夜24時まで拝受できるのがとても嬉しいですね。
現地の酉の市の様子と御朱印がわかる過去のレポート記事はこちらです！
築地波除神社（築地）
築地場外市場や築地本願寺にほど近い築地波除神社は、災難を除き波を乗り切る波除稲荷様として地域の篤い崇敬を受けています。酉の市の名物「かっこめ」は、八本爪の熊手に稲穂、小判、金銀の鈴、開運神符が添えられ、幸運をかきこめるようにという願いが込められています。酉の市の詳細は公式ホームページにてご確認ください。
この投稿をInstagramで見る
一年を通して、年中行事ごとに頒布される限定御朱印が人気の築地波除神社。酉の市には、社名の大きな朱印におかめと熊手を組み合わせた御朱印がいただけます。こちらも頒布時間が夜24時まで延長されています。
また、例年あわせていただけるかわいいイラストのおかめや熊手が散りばめられた挟み紙も人気です。御朱印に関する詳細はこちらよりご確認ください。
築地波除神社の酉の市の様子がわかる現地レポートはこちらです。
十二社熊野神社（新宿）
東京都庁やホテルなど高層ビルが林立する都心にあり、新宿中央公園に隣接する形で鎮座している十二社（じゅうにそう）熊野神社。酉の市では露店は出店せずに神職手作りの熊手が数量限定で頒布され、夜には竹の灯籠でのライトアップが行われます。
この投稿をInstagramで見る
昨年に引き続き、今年も酉の市限定の特別御朱印を授与していただけます。御朱印のデザインは、大鳥神社までの参道のライトアップをイメージして、美しく幻想的なもの（上記のInstagramの投稿の2ページ目で確認できます）。手作り熊手と揃えていただきたいですね。
金刀比羅大鷲神社（横浜市）
金刀比羅大鷲神社の酉の市は「横濱のおとりさま」とも呼ばれ、横浜に初冬を告げる風物詩。神社の周りに数多くの熊手店とグルメ屋台が立ち並び、たくさんの人で賑わいます。また、金刀比羅大鷲神社裏手の350mにもわたる横浜橋通商店街の店先でも、グルメを販売。韓国料理や中華料理など国際色豊かなメニューが堪能でき、横浜酉の市の名物になっています。
この投稿をInstagramで見る
金刀比羅大鷲神社の酉の市限定「特別御朱印」は、可愛らしいおかめがついた熊手の印が押された酉の市らしさが溢れるデザイン。熊手・グルメだけでなく、参拝したらぜひいただいて帰りたい御朱印です。
昨年2022年の金刀比羅大鷲神社の酉の市と充実したグルメの様子がわかる現地レポートもどうぞご参考に。
