歳末の風物詩として親しまれている浅草 歳の市が今年も12月17日から19日までの3日間にわたり浅草寺境内で開催されます。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年11月27日 編集部更新)
正月用品や縁起物が販売される市が起源とされていますが、時代とともに正月遊びとして知られる羽根突きに用いられる羽子板が縁起物として主に販売されるようになっていきました。
今では仲見世通りから境内にかけて四十近くもの出店が連なり、来年の干支や歌舞伎、世相をモチーフにした装飾が美しい羽子板が並び、訪れる参拝客の目を楽しませてくれます。
絵の具やクレヨンで自由に絵をかいてオリジナル羽子板が作れる「お絵描きコーナー」や、その場で羽子板に手形をつけることのできるコーナー、東京藝術大学デザイン科とコラボレーションした独創的な羽子板の展示なども。
世相を反映した羽子板を見物するだけでも楽しめますが、縁起物として手に入れるのもオススメです。羽子板は小さいものは1000円程度から購入ができます。
いくつかの店舗ではキャッシュレス決済も可能。
17日と18日は浅草伝統文化まつりも併催されており、羽根つき大会が催されるほか、18日は北海道鹿追町の郷土芸能で「白蛇姫舞」、浅草芸妓連によるおもてなし舞、金原亭馬生師匠による落語が開催される。対象の商店街店舗で買い物、食事をされた方には縁起根付けが配布されます。(※無くなり次第終了)
今年1年の締めくくりに、ぜひ浅草 歳の市を訪ねてみてはいかがでしょうか。
【開催情報】
◆浅草寺 歳の市(羽子板市)
・日時:12月17日(木)~19日(土) 9時~21時半まで開催(最終日は20時半まで)
・場所:浅草 浅草寺境内、仲見世通り
◆浅草伝統文化まつり
・日時:12月17日(木)・18日(金)
内容や時間等は変更になる場合がありますのでご了承ください。
詳しくはHPをご確認ください。