縁結びの神話の舞台や、金運・開運にご利益のある神社、山岳信仰の対象とされてきた霊峰・大山など、県内のあちこちにパワースポットが存在する鳥取県。
そこでいただいた御朱印には、やはり何か特別なパワーが宿っているようにも感じられます。
そこでこの記事では、9月12日の鳥取県民の日にちなみ、鳥取のパワースポット&御朱印を厳選して5か所ご紹介します!
目次
“日本一危険な国宝”「投入堂」の三徳山三佛寺
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断崖絶壁に建つとても不思議で、でもとても美しい投入堂は、修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)が法力で投げ入れたという伝説からこう呼ばれています。かつてはお堂全体にベンガラが塗られ、鮮やかな朱色に彩られていたそうです。
間近で拝観するためには、木の根を掴んでよじ登り、鎖場や岩場を通過する険しくスリリングな道のりを行く必要があります。
不安な方は無理をせず、麓の遥拝所から拝観しましょう。御朱印も麓の三佛寺本堂付近や塔頭の皆成院でいただけます。
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鳥取だけの「麒麟獅子舞」の発祥でもある鳥取東照宮
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獅子舞といえば、頭は獅子か虎や鹿が一般的ですが、なぜか鳥取県だけは「麒麟」がほとんどであることが最近、話題になっています。そのルーツといわれるのが、ここ鳥取東照宮。初代鳥取藩主・池田光仲が造営した際に、麒麟の獅子舞を舞わせて奉納したのが始まりなのだとか。
明治以降は、樗谿(おうちだに)という谷に由来して樗谿神社と呼ばれていたこともあり、自然豊か。主要なものが国の重要文化財である社殿は、静謐な深い木立に囲まれ、元境内には樗谿公園が整備されています。
特に表参道沿いに流れる樗谿川は毎年6月下旬に3,000匹以上の蛍が乱舞するスポットとして人気になっています。
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因幡の白うさぎがご縁を結んでくれる白兎神社
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鳥取市の白兎海岸は、有名な神話「因幡の白うさぎ」の舞台となった場所。海岸からほど近くに創建された「白兎神社」は、古事記や日本書紀にも記録のある神社です。
神話でうさぎが傷口を洗い、治療した「御身洗池(みたらしいけ)」が境内への道沿いに今も残り、皮膚病ややけどの治癒にご利益があるといわれます。
また神話では、白うさぎが大国主命と美しい八上姫の縁を取り持ったことから、縁結びの神様としても有名です。恋愛成就のお願いだけでなく、境内のあちこちにいる兎の像などがかわいらしく、インスタ映えすると人気になっています。
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金運・開運・商売繁盛にくじ運も!金持神社
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金持(かもち)神社は名前のとおり、金運アップ・開運祈願に訪れる方の多い、全国でも有名な神社です。
この地は、鉄の原料の真砂鉄が採れる谷を多く持ち、鉄をかね(金)と読んでいたことが「金持」という地名がついた由来なのだとか。また、金持さんという珍しく、そして縁起のよい姓のルーツもここだと伝えられています。
財布のお祓いをしてもらえたり、「金の素」や「棚からぼた餅」などの名物土産も。商売繁盛を祈願する人や、宝くじファンも多く訪れています。
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霊峰大山の懐に抱かれたパワースポット!大神山神社
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中国地方の最高峰「大山(だいせん)」は、美しく裾野を広げる山容から別名・伯耆富士とも呼ばれ、古来より篤い信仰を集めてきました。その大山を御神体として、標高900mの山中にたたずむのが大神山神社です。
奥宮の本殿までは700mあり、自然石を使った参道としては日本一の長さ。大きな本殿も権現造りとしては日本最大級です。
この一帯は深い森に包まれ、俗世から隔離されて神々が宿る厳かな空気に満ち、まさに強力なパワースポットといえるでしょう。
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鳥取大山のお祭りといえば「大山夏山開き祭」
雪に覆われた冬山シーズンが終わり、夏山シーズンの到来を告げる「山開き」の儀式やお祭り、イベントは全国各地の山で行われますが、ここ大山でも例外ではありません。