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例年、年末年始に開催される「よみうりランド・ジュエルミネーション」
全国には数多くの遊園地が設けられていますが東京都の西部、多摩丘陵の南部の傾斜に沿った広大な敷地には、1964年によみうりランドが開園しました。絶叫マシン、観覧車、ゴーカートなどのアトラクションを中心として、連日多くの人々が訪れています。中でも例年、年末年始に行われるイルミネーション「よみうりランド・ジュエルミネーション」は年齢や性別を超えて人気です。2021年~2022年のシーズンは、10月21日~4月3日まで開催されています。
よみうりランドへ公共交通機関を利用して訪れる場合の最寄り駅は、京王よみうりランド駅となります。駅に接して遊園地に向かうゴンドラの乗場が設けられているので、5分前後の空中散歩をすれば、正面入口のスカイゲートです。ゲートでは「ウエルカム・ジュエリーゲート」の眩しい光が輝きます。園外のゲートから「ジュエルミネーション」は始まっているのです。
水色の光で輝く階段の下に広がる太陽の広場
スカイゲートを潜ると下り階段があり、水色の光で照らし出される数十段の幅広い階段を降りると太陽の広場です。広場の中央では、マスコットキャラクターのランドドッグが温かく出迎えてくれます。
太陽の広場にはイベントステージが設置され、「きら☆ダン」のダンスパフォーマンスなどのイベントが行われます。
遊園地でシンボル施設となることの多い大観覧車やメリーゴーランドは、乗物の域を遥かに超えた光るアトラクションです。
大観覧車とメリーゴーランドを繋ぐ「ビューティフル・スプリング・プロムナード」
大観覧車とメリーゴーランドを繋ぐ園路は、「ビューティフル・スプリング・プロムナード」となります。春には薄紅色の花が彩る全長約180メートルの桜並木は、柔らかな光で包まれます。プロムナードでは、「ジュエリー・ワインツリー」や「ジュエリー・ツリー」が、色彩のアクセントを加えています。
園内に溢れる多彩な光の演出
「ビューティフル・スプリング・プロムナード」の東に繋がるのが、「クロッシング・ダイヤモンド・パサージュ」です。トンネルを形作るダイヤの格子が眩い光を放っています。
「クロッシング・ダイヤモンド・パサージュ」に隣接する真赤な花の「フラワーゲート」を潜ると、メルヘンの世界に入り込んだかのようです。
「クロッシング・ダイヤモンド・パサージュ」を出て東に向かうと、壁面がイルミネーションを敷き詰められていることに気づきます。「ジュエリー・ハーベスト」と呼ばれる壁は、「ジュエリー・クリスタル」を囲んでいるのです。宝石の結晶をモチーフとする六角形のイルミネーションで輝く広場を歩くと、宝石箱の中に入り込んだ錯覚に襲われることでしょう。
「ジュエリー・クリスタル」からは方向を変え南に進み、「サンシャイン・ゲート」や「サンシャイン・アーチ」を潜ると「カラフル・ ジュエリー・ タウン」です。「フラッグ・ストリート」の左右には数多くのアトラクション施設が並び、おもちゃ箱の中に入り込んだかのようです。
夜間にも利用できるアトラクション
「よみうりランド・ジュエルミネーション」の期間中は、大半のアトラクションの夜間運転が行われます。絶叫マシンの「バンデット」や「ルーピング スターシップ」などのアトラクションに乗れば、スリルやわくわく感が大きく膨らむに違いありません。
光り輝く「ジュエルミネーション」や多種類のアトラクションを楽しんでいると時間を忘れてしまうことでしょう。太陽の広場に接するグッデイは「ジュエリーボックスレストラン」となり、イルミネーションの光が降り注ぐ中で、豊富なメニューのグルメを楽しむことができます。
東京都の西部、多摩丘陵の南部の広大な敷地を整備して、1964年によみうりランドが開園しました。アトラクションを中心とした遊園地ですが例年、年末年始にはイルミネーション「よみうりランド・ジュエルミネーション」が開催され、広々とした園内の隅々まで光のアートで包まれます。