例年5月中旬から6月上旬に開催される「与野公園バラまつり」
埼玉県の県庁所在地のさいたま市は2001年に、かつての浦和市、大宮市、与野市が合併することによって誕生しました。旧与野市域はさいたま市中央区に地名を変え20年となります。新たに生まれた区では、バラを区の花に定めました。1877年に開園した与野公園にはバラ園が設けられています。例年5月中旬から6月上旬には豊かな彩りで覆われ、「与野公園バラまつり」が開催されています。ところが2021年は新型コロナウイルス感染防止のため、バラの苗木販売、模擬店、ステージイベントなどが全て中止となってしまいました。
中央のモニュメント『翔』から放射状に広がるバラの花壇
与野公園はJR埼京線の与野本町駅の西1キロ足らずのところに開設された緑の公園です。約51,000平方メートルの敷地の西部にバラ園が整備されています。中央のモニュメント『翔』から放射状に花壇が広がります。
バラ園で植栽される約180種、約3000株のバラ
バラ園には約180種、約3000株のバラが植栽され、例年5月中旬から6月上旬に個性的な花で園内を彩ります。
バラ園の西端は首都高速埼玉大宮線の高架路に沿って、ツルバラが花の壁を作ります。
バラ園の南部は、最後の与野市長としてさいたま市の誕生に尽力をされた井原勇の記念園となっています。
与野公園の名バラ15選
与野公園のバラ園では約180種のバラを見ることができますが、その中から名バラを15種類ご紹介します。
さいたま市中央区はバラを区の花に定め、旧与野市域に1877年に開園した与野公園にはバラ園が設けられています。例年5月中旬から6月上旬には、約180種、約3000株のバラが豊かな彩りで覆います。