デザインの異なる御朱印を常に10種類前後揃える豊受稲荷本宮
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。千葉県柏市に社殿を構える豊受稲荷本宮(ゆたかいなりほんぐう)では、デザインの異なる御朱印が常に10種類前後、準備されています。御朱印受付の案内ボードを眺めると目移りしてしまいます。
御朱印とともに頒布される福絵
御朱印の他にも大福絵の頒布も行われているので、案内ボードを眺める時間は増す一方です。
初穂料がかさみ過ぎないように、3体の御朱印と1体の大福絵を選んでみました。
御朱印ばかりでなくオリジナルの御朱印帳にも、ユニークな絵柄が描かれています。
1966年に伏見稲荷大社から神璽の授与を受け創建
豊受稲荷本宮で御朱印の受付は、社殿の裏に設けられています。ただ社殿の側面沿いの道は狭く、人がすれ違うことはできません。一人ずつの一方通行です。
豊受稲荷本宮は、1966年に京都の伏見稲荷大社から神璽(しんじ)の授与を受け創建されました。全国的にも珍しい神仏混淆の稲荷神社です。
社殿の正面には社務所が建っているので、社殿の全面を見ることができません。
参拝者を楽しませる社務所の壁の貼り紙や年間行事
社務所の側面では、かしわ七福神の福禄寿尊がにこやかな表情をしています。壁面にはユニークな貼り紙が覆い、参拝者を楽しませてくれます。
豊受稲荷本宮では5月、11月に春と秋の大祭が開催されます。2、5、11月以外の月には、1日と第3日曜日には月次祭として不動護摩供が行われています。
豊受稲荷本宮は、JR常磐線の柏駅と南柏駅を結ぶ県道261号線のほぼ中央に社殿を構えています。入口は広くはありませんが、鳥居の袂に並ぶ神社の赤色の幟が参道に誘導してくれることでしょう。
千葉県柏市の豊受稲荷本宮では、いつでもデザインの異なる御朱印が10種類前後、頒布されています。他にもユニークな福絵も準備され、御朱印にプラスアルファの魅力が加わります。