伝統文化を活用したPRの新境地を切り開いた「クリアアサヒ×盆踊り」の取り組みをご紹介します。本プロモーション施策は、東京スカイツリータウン® 1Fソラマチひろばで行われた「夏こそ!歌おう。クリアブギウギ盆踊り祭」を皮切りに全国6カ所で実施。全国各地で開催された盆踊りイベントの支援を通じて、地域活性化とブランドイメージ向上を同時に実現しました。
<この記事のポイント>
・オリジナル盆踊り「クリアブギウギ音頭」の制作と普及!
・全国の盆踊りイベントでの展開と地域活性化!
・大規模な集客とブランドエンゲージメントの強化!
夏の祭りが織りなす特別な体験を実現
独自の“晴れやか仕上げ”で「飲みやすくておいしい」を実現したアサヒビール株式会社の「クリアアサヒ」。このプロジェクトは、「夏こそ、歌おう」というキャッチフレーズのもと、日本の夏祭り文化を活用した同ブランドのPR施策として実施されました。オマツリジャパンは、祭りに関連した以下の調整を担当しました。
- オリジナル盆踊り「クリアブギウギ音頭」の振り付けを提供
日本盆踊り協会の監修を受け、CMソングに現代的な要素を加えた新たな盆踊りの振り付けを提供しました。 - 日本各地の盆踊り大会で「クリアブギウギ音頭」を楽しんでもらう
全国の盆踊りイベントで、それぞれの地域性を尊重しつつ、クリアブギウギ音頭を来場者に踊っていただくなどの施策でブランドメッセージを発信しました。 - 「夏こそ!歌おう。クリアブギウギ盆踊り祭」での盆踊り実施
全国キャラバンの皮切りとなった東京スカイツリータウン® 1Fソラマチひろばのイベントでは、オリジナル提灯や櫓(やぐら)が設置され、参加型の盆踊りや商品を盛り立てる特設販売キッチンカーの出店で特別な空間を創出しました。
大盛況の参加型特別イベント
東京スカイツリータウン® 1Fソラマチひろばで開催された盆踊りイベント「夏こそ!歌おう。クリアブギウギ盆踊り祭」は、夏の夕暮れに伝統と活気が融合した特別な体験を提供するものとなりました。日本民踊鳳蝶流の家元師範・鳳蝶美成氏の丁寧な指導のもと、参加者全員が楽しんで「クリアブギウギ音頭」を踊りました。
会場にはクリアアサヒの特設販売キッチンカーが設けられ、踊った後に冷えたクリアアサヒを飲むという体験が大好評。浴衣姿のゲストや櫓を中心に踊りの輪が一体感を生み出し、自然と訪れた人々の笑顔がこぼれていました。
盆踊りの調整から地域連携まで、文化の橋渡し役に
オマツリジャパンではこのほか、全国の盆踊りイベントにて地域特性を加味した企画実施調整を担い、各盆踊り会場で、来場者に「クリアブギウギ音頭」を楽しんでいただいたり、クリアアサヒを販売するキッチンカーの出店サポートなどを行ったりしました。施策を実施したのは、2024年の夏に開催された、以下の全国6カ所の盆踊りイベントです。
- 7/27(土):おおむた大蛇山まつり(福岡)
- 8/2(金)~4(日):名古屋おもてなし武将隊盆踊り大会(愛知)
- 8/2(金)~3(土):東大宮サマーフェスティバル(埼玉)
- 8/10(土):笠間納涼盆踊り花火大会(茨城)
- 8/15(木)~16(金):おおの城まつり(福井)
- 8/24(土):こうべ海の盆踊り(兵庫)
参加者の笑顔と地域の絆が成功を証明!驚異的な販売数も!
今回のプロジェクトでは、「クリアブギウギ音頭」という新たなエンターテインメント要素が加わることで、盆踊りが世代を超えた交流の場として再定義されました。参加者の「踊りやすい」「楽しい」といった感想が示すように、消費者との感情的な接点が深まりました。
また、現地でのクリアアサヒ販売も軒並み好調で、商品の軽やかさや爽快感がイベント参加者のニーズにマッチ。「体験を通じてブランドを知る」という現代的なマーケティング手法が成果を挙げました。
以下に、各地での成果や参加者の声を紹介します。
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おおむた大蛇山まつり(福岡・7/27)
- 大蛇山をテーマにした迫力あるお祭りで、15万人以上が来場しました。「クリアブギウギ音頭」の後の「キンキンに冷えたクリアアサヒ」が好評で、夏の暑さの中で「スッキリして飲みやすい!」という評価が圧倒的でした。
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名古屋おもてなし武将隊盆踊り大会(愛知・8/2~4)
- 盆踊りを楽しむ文化が定着している祭りの中で、「クリアブギウギ音頭」も一体感を持って楽しんでいただけました。また、地元で人気の「名古屋おもてなし武将隊」もクリアアサヒを来場者に積極的に勧めてくれ、来場者からは、「CM広告だけではなく、こういった体験型イべントを実施しているのはとてもいい」と評価していただきました。
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東大宮サマーフェスティバル(埼玉・8/2~3)
- 地元大学生がステージ上から振り付けのレクチャーを行ったことで、多くの来場者がクリアブギウギ音頭を楽しんでくれました。販売の方でも、特に2日目に行われた花火の直前1時間には100杯以上が購入されました。
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笠間納涼盆踊り花火大会(茨城・8/10)
- 司会者による呼び込みや、練習2回、本番3回の構成で「クリアブギウギ音頭」が実施された結果、多くの来場者にブランドに親しんでもらえました。また、「クリアアサヒの出店は珍しいね」という声もあり、来場の皆様に、お祭りの場でブランドの存在感を印象付けることができました。
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おおの城まつり(福井・8/15~16)
- 初日は悪天候となりましたが、2日目は多くの来場者があり、大野市のご当地キャラと一緒に「クリアブギウギ音頭」を踊る場面もありました。地元の踊り保存会の皆様が事前に振り付けをしっかり覚えていただいていたため、とても一体感のある踊りが見られました。
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こうべ海の盆踊り(兵庫・8/24)
- 港町ならではの開放感と涼しい海風が特徴。櫓の上から踊り手さんたちがレクチャーをしてくれたおかげで、櫓周辺でたくさんの方が「クリアブギウギ音頭」を踊ってくれました。また、販売数も驚異的に伸び、18時〜19時の時間帯では、200杯を超えるクリアアサヒをお客様に楽しんでいただきました。さらに、ドリンク購入者に配布したオリジナルうちわが「うちわ欲しい、かわいい」と評判でした。
こうべ海の盆踊り
祭りが結ぶ地域と企業の新たな可能性
このキャンペーンは、「夏こそ、歌おう。」というテーマを軸に、伝統文化を活用したPRの可能性を広げました。盆踊り文化と現代的なマーケティングが融合することで、地域社会とのつながりを深めつつ、多くの消費者に共感を呼び起こしました。
今後も、このような体験型施策が企業PRの重要な手法として注目されることでしょう。夏のマーケティング施策として、ぜひご検討ください。