大東建託を中心とした大東建託グループは、賃貸住宅ブランド「DK SELECT」や賃貸仲介サービス「いい部屋ネット」でも広く認知されており、全国で約120万戸の賃貸住宅を管理する業界のトップ企業です。
大東建託は全国47都道府県200カ所以上の事業所を持ち、地域密着型の事業展開を目指す大東建託では、地域住民が大切にしている「祭り」を地域の方々と共に盛り上げたいとの思いから、全国の祭りでさまざまな協賛事業を展開しています。オマツリジャパンはその取り組みに共感し、大東建託の思いを全国の祭り主催者に届けるお手伝いをさせていただきました。
＜この記事のポイント＞
・全国の祭りに協賛！地域との結びつきが深化
・「ブース出展」「LEDビジョン」など、祭りの規模に合わせた協賛メニュー
・地域の信頼を得られる活動を推進
大東建託の社会貢献活動
（提供：大東建託）
「当社では、全国204支店、約8000人の社員が、土地活用をお考えの方のために日々尽力しています」と語るのは、大東建託 執行役員 営業統括部長の小石川さん。「全国で事業を展開する当社にとって、地域の活性化は当社に課せられた責任であると考えておりますし、それがひいては当社自身の成長にもつながると考えています」と力強く語ってくれました。
同社は2014年から、地域清掃活動や交通安全活動、地域団体と連携した福祉活動など、多岐にわたる地域貢献活動に取り組んできました。2015年度に開始された、地方創生と災害復興を支えるための「大東建託グループみらい基金」も、同社の取り組みの一例です。
そして2023年、創業50年目を迎えた同社は、グループパーパス「託すをつなぎ、未来をひらく。」を発表。「安心できる『くらし』」を提供するという目的のため、循環型社会、災害に強い住まい、そして地方創生など、企業としてさらなる挑戦をしていくことが盛り込まれています。
「私たちの仕事は、お客様の大切な土地を託していただいて、その価値を未来に繋いでいくことです。お客様が住まう地域や、お客様の大切な資産である土地のある地域をより良くすることに貢献するという使命感を、グループ全体で盛り上げていきたいと考えています」と小石川さんは述べます。
「私たちは、これまでもプロスポーツの支援や、文化活動の支援など、地域を元気にするさまざまな取り組みを行なってきましたが、実施できる地域に偏りがありましたし、例えばスポーツでは年齢や世代によって好みが分かれることが多く、必ずしも全てのお客様と関心を共有できるものではありませんでした。私たちは47都道府県で事業を展開しています。そこで、全ての地域、全世代の皆さんが喜んでいただける支援とは何かと考えたときに、思いついたのが『お祭り』でした」と小石川さん。「お祭りは、老若男女問わず誰もが参加でき、話題にできる地域文化の象徴であり、地域の誇りだと思います。私たちのお客様である全国9万人のオーナー様の中にも、地域のお祭りに深く関わっている方が大勢いらっしゃいます。地域の皆様が大切にしているお祭りを、ともに楽しみ、ともに盛り上げることで、当社社員と地域の皆様との絆を深めることができると考えました」。
「ブース出展」「LEDビジョン」「花火協賛」！地域に沿った多彩な協賛メニュー
今回の取り組みでは、2024年2月の「旭川冬まつり」（北海道）を皮切りに、同2月の「長崎ランタンフェスティバル」（長崎県）、7月の「まつりえれこっちゃみやざき」（宮崎県）、8月の「青森ねぶた祭」（青森県）、「阿波おどり」（徳島県）の合計5件のお祭りへ協賛しました。また、9月には「日本一の芋煮会フェスティバル」（山形県）、「姫路みなと祭海上花火大会」（兵庫県）、10月には「やつしろ全国花火競技大会」（熊本県）への協賛も企画されています。
協賛先の選定に当たっては、各事業所からの意見も取り入れ、大きく三つの取り組みを行うこととしました。一つ目は支店の社員が地域の方々と直接触れ合える「ブース出展」です。「旭川冬まつり」では、ボールで的を射抜くストラックアウト、「まつりえれこっちゃみやざき」では、大人も子どもも楽しめる「パターゴルフ」を展開しました。どちらも大勢のお客様に楽しんでいただき、大東建託社員と地域のお子様が触れ合う微笑ましい光景が見られました。
二つ目は大画面で印象に残る「LEDビジョン」です。こちらは、2024年に日本の祭りとして高い知名度を誇る「青森ねぶた祭」と「阿波おどり」で実施されました。「青森ねぶた祭」では、祭りの拠点となっている青森県観光物産館アスパムに設置された200インチの大型ビジョンで、「DK SELECT」のCM映像と応援メッセージが祭り期間中に上映されました。
「阿波おどり」では、三越徳島アミコドームに設置された巨大ビジョンで、同様の映像が上映されました。
長崎ランタンフェスティバルではこの祭りならではのランタンへの協賛を実施。
そして三つ目は、各地域で実施される「花火大会への協賛」です。全国の花火大会は地域の方々に非常に楽しみにされている一方で、資材費や警備費の高騰などの課題を抱えています。今回の協賛プランでは、花火大会を資金面で支援することで地域の賑わいを未来につなぐ貢献をしながら、会場での協賛看板などを通じて、広く同社の地域貢献活動について知っていただく機会になりました。
＜オマツリジャパン担当者の目線＞
企業を挙げて地域貢献活動に尽力している大東建託様。小石川様の言葉通り、地域の活性化に企業として責任を持つという姿勢を、広く知っていただきたいと考え、このプロジェクトに取り組みました。
旭川冬まつりでは、市長をはじめとする多くの地域の方々からお声がけをいただきました。また、祭りの場に設置したLEDビジョンでの広報も、多くの方に好意的に受け止められました。
各事業所の方々からは、「設計部門なので、普段はお客様と直接触れ合う機会が少なかったが、祭りを通じて地域の一員になれた気がする」という声や、「この取り組みが、地域とのつながりだけでなく、事業所内の一体感も高めた」との声をいただき、大変嬉しく思っております。