埼玉県横瀬町の厳冬期を、神秘的な氷の世界で彩る「あしがくぼの氷柱」。
幅200m・高さ30mにも及ぶ壮大な氷柱が辺りを包みこみ、「夜間ライトアップ」では、時間ごとに変化する色とりどりの光により照らし出されます。
池袋から特急列車で最短68分。山肌に浮かび上がる絶景をお楽しみください。
ライトアップ点灯時間17:00〜19:00
氷柱に包まれた幻想的な空間で、この地に代々伝わる伝統芸能をお楽しみください。
プログラムは、本来4月と10月の神事でしか見ることのできない「里宮の神楽」と、悪魔払い(疫病避け)の願いを込めて舞われる「芦ヶ久保の獅子舞」。
プロジェクションマッピングを手がけるのは、国内外で数々のプロジェクトを手掛けてきた「NAKED, INC.」。横瀬に伝わる「伝説」とデジタルアートの「美」を融合。氷柱をアップデートし、幻想的な氷の世界を表現します。クライマックスでは特別コンテンツで、新型コロナウイルスの収束を祈願します。
里宮の神楽(武甲山御嶽神社里宮太々神楽保存会)
この武甲山御嶽神社里宮で奉奏される太々神楽は、文禄5年(1596)鉢形城守日下部丹波守が、古例にならい武運長久、百穀豊饒を祈り奉奏したのを起源と伝え、享保12年(1727)よりしばらく中断していたというが、文政元年(1818)神楽講中を推進して再興し、現在に及んでいる。(第2次世界大戦中は中止)。
地元では「里宮の神楽」と言われているが、戦前は講中に、炭焼きをしている人が多くいたので、「炭焼き神楽」とも言われていた。
舞台演目
太々神楽第十五座 「変面想(変わり面)」
美しい妹であるコノハナサクヤヒメのもっている鏡に映る自分の醜い様子を見て、姉のイワナガヒメは心身がみだれ、遂に本性が現れ鬼になってしまう。妹から鏡を奪い、暴れまわる鬼をブシンが退治し、鏡を取り返す。
「新型コロナという鬼を武神が剣(鬼滅の刃)で退治する」という意味や願いを込めて演目としました。夜にライトアップされて浮かび上がるコノハナサクヤコと鬼になったイワナガヒメのお面の表情が幻想的な雰囲気を醸し出します。
秩父屋台囃子(苅米太鼓會)
横瀬町の苅米地区で、地域のコミュニティとして活動をしている団体。秩父に伝わる屋台囃子を中心に、苅米地域に伝わる雨乞い太鼓の伝承に取り組んでいる。近年は、八坂神社の付け祭りとして江戸時代から行われていて、途絶えてしまった、笠鉾の曳行が復活し、屋台囃子を供奉している。
舞台演目
『秩父屋台囃子』秩父地域で、山車の中で演奏されているお囃子を総称して秩父屋台囃子と言う。お囃子の変遷は分からないが、歌舞伎や、江戸囃子等の影響を受けて現在の形になってきたと思われる。
秩父屋台囃子(宇根社中)
宇根社中は、毎年4月の第1日曜日に開催される宇根の春祭りにおいて、曳行される2基の笠鉾と言われる山車の中で、秩父屋台囃子を演奏、奉納する団体。
舞台演目
本来秩父屋台囃子は山車の中で演奏される為、普段は人前で叩く機会は少ない。
本日は、氷柱イベントと言う事で、特別な舞台演奏となっております。
芦ヶ久保の獅子舞(芦ヶ久保獅子舞保存会)
芦ヶ久保の獅子舞は「ササラ」と呼ばれ、竜源寺に住職として移り住んだ越後国魚沼郡妻有十日町来迎寺の生阿蓮心比丘(宝暦2年)という僧侶が、村越五左衛門の協力によって村の若者に伝えたといわれています。
この獅子舞は8月16日に、主に悪魔払い(疫病よけ)のために行われ、幣掛りを竜源寺で舞ったあと、行列して白鬚神社に行き、幣掛り・眼忍び・蛇掛り・十文字・花掛り・女獅子隠し・竿掛り・白刃の順で奉納されます。
舞台演目
芦ヶ久保の獅子舞は、全体を通して大雄と雄獅子が一匹の女獅子を奪い合う様子を演じています。本日演じます『花掛り』は、三頭の獅子が一列に並んだ花笠(花園)の回りを舞う演目となっております。三頭の獅子が勇ましくまた優雅に舞う姿をお楽しみください。
バラエティに富んだ飲食店の数々に、今しか味わえない氷柱コラボメニューが登場。横瀬自慢の絶品グルメを取り揃えてお待ちしています。
そば処 紡(そば)
都内の老舗蕎麦屋で修業をした店主が、2014年にUターンして開いたお店です。お蕎麦の特徴は、きれいな緑色の十割蕎麦。契約農家から仕入れたこだわりの蕎麦粉を使用し、毎朝打って作られています。氷柱期間中限定で提供されるのは、この麺を用いた「かけ玉そば」。あったかいお蕎麦に卵が乗せられた、寒い氷柱の時期に嬉しい一品です。水にもこだわって作られており、食べると蕎麦と出汁の風味が身体に染みわたります。また「天ざるそば」もおすすめのメニュー。地元の野菜を使い、素材の味を惹き出した天ぷらは絶品です。お蕎麦を食べ終わった後、温かい蕎麦湯を汁に入れて飲むのも忘れずに。
お店の情報
- 住所: 横瀬町大字横瀬4248-1
-
営業時間:
11:00~14:30 /
17:00~20:00(平日・土曜)
11:00~20:00(日曜・祝日)
(売り切れ次第終了) - 定休日: 月曜日(祝祭日の場合翌日)
- 電話番号: 0494-24-7757
天狗坂(和定食)
店内へ入ると、たくさんの天狗のお面に出迎えてもらえる和定食屋の「天狗坂」。地元料理をはじめ、普段から多くのメニューを展開しているこのお店では、氷柱期間限定で自家製のお餅付き「けんちん汁」を提供します。地元野菜たっぷりで身体が温まるけんちん汁。寒い時期に嬉しい一品ですね。また定番人気メニューの「ぶたみそ丼膳」もこのお店の一押し。秩父地方名物のぶたみそ丼に、豪華なお料理が付いたお膳は食べて満足。ご飯が次から次に進んでしまうぶたみそもさることながら、蕎麦、煮物にお刺身まで楽しめるバリエーションの豊かさも魅力です。大人数でも入れるお店で、元気のいい店員さんが迎えてくれます。
お店の情報
- 住所: 横瀬町大字横瀬1595
- 営業時間: 11:00~14:00 / 16:00~21:00
- 定休日: 月・火曜日
- 電話番号: 0494-23-8846
三代目 山ちゃん(焼き鳥)
地元で愛される焼き鳥屋「三代目 山ちゃん」。お店に入ると、備長炭で焼き上げたお肉の香りに食欲がそそられます。国産銘柄鶏にこだわり提供される焼き鳥は、その大きさに驚かされること間違いありません。氷柱期間中の特別メニューは、「氷柱つくね」。人気メニューの特大つくねに、チーズを乗せて氷柱をイメージした一品です。つくねのジューシーさにチーズのまろやかさがマッチしたこの時期だけの味をぜひ味わってください。デザートには、こちらも期間限定で提供される「氷柱いちごパフェ」が登場。横瀬のイチゴをふんだんに使用した贅沢なパフェです。ご家族、女性グループにも人気のお店で、祭り衣装を着た明るい店主がお待ちしてます。
お店の情報
- 住所: 横瀬町大字横瀬4358-2
- 営業時間: 17:00~24:00(ラストオーダー23:00)
- 定休日: 火曜日
- 電話番号: 0494-26-7100
かわ伸(日本料理)
緑色の暖簾がトレードマークの「かわ伸」。秩父札所10番の大慈寺近くにある日本料理屋です。地域の方からも「おいしいものを食べられる。」と評判のお店では、氷柱期間に合わせ「鴨汁氷柱そば」が登場。店主自ら育てた大根を氷柱に見立て、そばに載せています。鴨汁につけて食べると、さっぱりとした大根に濃厚な旨味が絡む絶品メニューです。今回ご紹介するもう一品のおすすめは、冬季期間限定メニューの「鍋焼きうどん」。鍋蓋を開けると、えび天、鶏肉、ネギ、卵まで、ぎっしり鍋に詰まった具材に食欲がそそられます。そしてなんと蕎麦もうどんも店主の手打ち。熱海、東京等で修業し、約30年前に地元横瀬に戻り開業された店主の技が光ります。
お店の情報
- 住所: 横瀬町大字横瀬5094-1
- 営業時間: 11:30~13:30 / 17:30~20:30
- 定休日: 木曜日(不定休有)
- 電話番号: 0494-25-0999
粋心亭 あじ岬(丼・天ぷら)
秩父の霊場を巡る秩父札所34ヶ所。札所五番 小川山 語歌堂(ごかどう)の近くにあるお食事処「あじ岬」。旬の食材、地元名物を提供するお店です。この店の看板メニューは「岬丼」。板長が厳選したお刺身がたっぷり乗った海鮮丼です。丼からはみ出すほどの大きなお刺身は、食べ応え抜群です。そしてもう一つのおすすめメニューは、「ひれそーすかつ丼」。秩父地方名物のソースカツ丼を、柔らかい部位のヒレを使用し作っています。1枚10cm強のカツが3枚乗るインパクト抜群のビジュアル。甘辛くコクのあるソースの味でご飯が進みます。威勢のいい女将さんが出迎えてくれる、あじ岬。ぜひお越しください。
お店の情報
- 住所: 横瀬町大字横瀬5312-3
- 営業時間: 11:30~14:00 / 17:30~21:00
- 定休日: 不定休
- 電話番号: 0494-22-7369
焼肉デート(焼肉)
元気のいい女性店員さんがお出迎えしてくれる「焼肉デート」。新鮮なお肉が揃うこのお店で、常連さんの注文が止まらない名物は「生シロ(テッポウ)」と「ラム」。炭火で焼くと、そのおいしさにヤミつきになること間違いなし。一人前から頼めるのも嬉しいポイントです。そして氷柱期間に合わせ提供されるのが、「山芋鉄板」。氷柱をイメージした白い世界が鉄板の上に広がります。山芋をすり上げ、秘伝のタレを含ませ焼いたこちらのメニューは、ふわっふわの食感に箸が止まりません。ぜひ焼肉と合わせて頼みたい一品です。店内に施された季節を感じる飾りの数々を見るのもおすすめの楽しみ方。状況によっては裏メニューも紹介されるかも?
お店の情報
- 住所: 横瀬町大字横瀬1587
- 営業時間: 11:00~ (予約制) / 17:00~21:00
- 定休日: 水曜日・木曜日
- 電話番号: 0494-24-0147
あしがくぼの氷柱開催期間中、下記の店舗でお得な特典を受けられます。割引を受ける際には、チケットの半券もしくはチケットサイトの予約完了画面をお見せください。
※情勢により営業日・営業時間が変更になる場合がございますので、ご了承ください。
開催期間
2021年1月12日[火]〜2月23日[火・祝]
[月〜金]9:00〜16:00 [土・日・祝]9:00〜19:00
[ライトアップ点灯時間]17:00~19:00
※開催期間中、入場制限を行います。また、土日祝の13:00~19:00までの入場については、事前予約制となります。
詳しくはこちら
※情勢により開催日が変更になる場合がございますので、ご了承ください。
環境整備協力金
300円(中学生以上)
アクセス
西武秩父線芦ヶ久保駅より徒歩10分
※天候や氷の状況等により、予告なく閉鎖する場合がございます。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、本年は飲み物の無料配布はございません。