今回は、毎年旧暦5月4日に沖縄県糸満市字糸満の糸満漁港中地区で行われており500年以上の歴史を持つといわれる「糸満ハーレー」の魅力を余すところなくお伝えします!
沖縄県が誇る海の男たちによる熱い戦いを目にし、初夏の波に乗りましょう!
「糸満ハーレー」の内容は?
沖縄で「海人(うみんちゅ)」と言えば漁師のことですが、糸満ハーレーは古くから「海人のまち」といわれる、糸満の一大イベントです!
飾り付けられた爬竜船(はりゅうせん)に12名(御願バーレーは旗振りを含め13名)の船員が乗り込み、西村、中村、新島の3つの村が名誉のために火花を散らす競漕です。
画像引用元:http://medialibrary.okinawastory.jp/
主な内容は、御願バーレー、青年バーレー、クンヌカセー(転覆競漕)、アガイスーブ、アヒル取り、職域ハーレー、中学・高校・教員それぞれの対抗の競争、門中ハーレーなどがあります。
そこで今回は!特に注目したい「御願バーレー」と「クンヌカセー(転覆競漕)」について詳しく掘り下げていきます!
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現役海人(うみんちゅ)による御願(うがん)バーレー!
この御願(うがん)バーレーは、糸満の現役海人(うみんちゅ)による競漕です!
海人(うみんちゅ)と言えば沖縄では漁師のこと。まさに海の男たちによる、海の男たちのための戦いです…。
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サンティモーと呼ばれる小高いお丘での御願が終わると、現役うみんちゅたちによる855メートルのレースが幕を開けます。
海への感謝、大漁祈願、村への誇り、各自がそれぞれの思いを胸に一心に船を漕ぐ姿は迫力満点!
…そう、うみんちゅ達は決して勝敗のためだけにボートを漕いでいるわけではないのです!!
レース後は、勝った順に字糸満の氏神である白銀堂に結果を報告しに行く…という、祈りに始まり、祈りに終わるレースです。
技術の見せ所、クンヌカセー!(転覆競漕)
クンヌカセーとは、レースの途中でわざと船員が一斉に飛び降船を転覆させ、もう一度乗り込み競漕するというもの。
なぜわざわざ転覆させるのか…それは、
技術、団結力、勢い、あらゆるものを試すため。
最大の見せ場でもあり、難易度が高いレースでもあるため、各村とても気合が入ります!
糸満ハーレーの基本情報
・開催日時:2019年6月6日(木)9:00~16:00
・開催場所:〒901-0316 沖縄県糸満市字糸満 糸満漁港中地区
・アクセス:那覇バスターミナルからバスで45分 バス停「糸満ロータリー」から徒歩5分
・駐車場:あり(無料)
・料金:観覧無料(有料観覧席あり)
まとめ
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今回は、沖縄県糸満で行われる「糸満ハーレー」についてご紹介しました!
沖縄の美しい海で、各村が気合を入れてボートを漕ぐ様子は迫力満点!
伝統装束に身をつつんだ漕ぎ手と、独特の装飾が施された船の様子は、まさに沖縄ならではです。
写真ではなく、是非現地に足を運んでみてはいかがでしょうか~!
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