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自然とお祭りの宝庫!夏の常陸大宮の魅力は見所がたくさん!
東京から車でおよそ90分、茨城県の北部に位置する茨城県常陸大宮市。久慈川と那珂川の2本の清流と豊かな自然があるこの市では毎年20を超えるお祭りが行われています。
今回は、「祭りで日本を盛り上げる」をテーマに活動する株式会社オマツリジャパンのメンバーが1泊2日で常陸大宮の見所を体験してきました!
1. 東京から車で90分。足を伸ばせばすぐそこに
電車で水戸から35分、東京から常磐自動車道・三郷ICより約90分に位置する常陸大宮市は、市内には2本の清流と幾つかの山があり自然に恵まれています。
今回は、常陸大宮市の魅力を最大限楽しむために東京からキャンピングカーで行ってきました!!
市内には多くのキャンプ場があり、キャンピングカーやテント泊が好きな方にはオススメです。
2. 必ず足を運びたいのは「道の駅」
常陸大宮を訪れたら必ず行くべきは国道118号沿線に建つ「道の駅 常陸大宮〜かわプラザ〜」です。2016年3月に出来たばかりの新しい道の駅で「自然とふれあえる施設づくり」をテーマに設計されています。
直売所では常陸大宮で採れた野菜や、卵、パンやヨーグルトなどの加工品も揃っていますので、見ているだけでも楽しいですね。
顔よりも大きなキャベツが売られていました!
常陸大宮市は、なんと卵生産量日本一!どれも生みたての新鮮な卵です。
地元のパン屋さん「玉野屋」のパンがズラリ。
常陸大宮市に拠点を置く「サザンコーヒー」のコーヒー豆も、道の駅で購入することができます。
直売所を出ると、道の駅の裏側には清流 久慈川が流れており、川を見ながら休憩したり入ったりすることが出来ます。
川のせせらぎと、自然の緑、そして青空。この風景をただ眺めているだけでも癒されます。
この久慈川は鮎釣りの名所として知られ、釣り好きの人が多く訪れています。
道の駅では、焼き立ての鮎の塩焼きをその場で食べることができます。鮎は頭からしっぽまで食べることが出来ますので、丸ごとかぶりついてしまいましょう!
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道の駅 常陸大宮〜かわプラザ〜
住所:〒319-2211 茨城県常陸大宮市岩崎717−1
アクセス:常磐自動車道・那珂ICより118号大子方面へ 19km
TEL:0295-58-5038
営業時間:9:00~18:00
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3. 今が旬!ブルーベリーを摘みに行こう
「道の駅 常陸大宮〜かわプラザ〜」で鮎の塩焼きを頂きつつ、休憩した後は常陸大宮の北部山方宿方面を目指します。
この地域には様々な観光地がありますが、今回は「ブルーベリーフレンドファーム」を訪れました。
こちらはJR水郡線で常陸大宮駅から郡山方面に3駅の山方宿駅から車で5分程の場所に位置します。
1.2haに広がる敷地には有機無農薬栽培で育った約3,000本のブルーベリーがあり、ブルーベリーの摘み取り体験と隣接するカフェでブルーベリーを使った料理を楽しめます。
一口に「ブルーベリー」と言っても種類が複数あり、その違いを楽しみながら心とお腹が満たされるまでブルーベリーを摘むことが出来ます。
隣接するカフェ「プチカフェ」ではブルーベリーを生かしたスイーツやドリンクを頂けます。こちらのスムージーは、なんと氷を一切使っておらず、凍らせたブルーベリーだけで作られているというこだわりの逸品。暑い夏には、スムージーを楽しんでみてはいかがでしょう?!
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ブルーベリーフレンドファーム
住所:〒319-3111 茨城県常陸大宮市山方4151
アクセス:JR水郡線 山方宿駅から車で5分程
TEL:080-4433-4388
営業時間:10:00~16:00
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4. せっかく行くならその時期のお祭りも楽しもう
常陸大宮では年間20を超えるお祭りが開催されています。季節毎に特色あるお祭りが行われています。今回は、「関東三大裸祭り」に数えられる祇園祭に行ってきました。
常陸大宮駅より徒歩10分ほどの場所に鎮座する素鵞神社で毎年7月の第四金曜日・土曜日に開催されます。ふんどし姿の担ぎ手がぶつかり合いながらお神輿を担いでいきます。
訪問した土曜日は18:30頃から盛り上がっていました!
ふんどし姿に着替えた担ぎ手たちが神社までの道を練り歩きます
神事のあと、神輿を担いで神社を出ようとする担ぎ手とそれを阻止する人たち
裸同士のぶつかり合いは迫力満点
境内を出たお神輿は市内を渡御し、22時に再度神社に帰ってきます。
より詳しい当日の様子はこちらの記事を読んでみよう
5. 常陸大宮で泊まるならキャンプ泊がオススメ
今回は夜遅くまで祇園祭を楽しんだので、近くのキャンプ場で宿泊しました。
常陸大宮市にはキャンプ場が幾つもあり、週末にキャンプをしたいなら是非オススメです。
今回利用させて頂いたのは、「キャンピングガーデン家和楽」。
コテージの目の前には久慈川が流れており、川のせせらぎを聞きながらゆっくりと過ごすことが出来ます。
その他の市内のキャンプ場を幾つか紹介!
○御前山 青少年旅行村
HP:http://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page002948.html
予約:要問い合わせ
住所:常陸大宮市下伊勢畑2370
○花立自然公園
HP:http://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page002946.html
予約:要問い合わせ
住所:常陸大宮市高部4611-1
○やすらぎの里公園
予約:https://camprsv.com/10151/rsv_list/
住所:茨城県常陸大宮市小舟1234-2
○パークアルカディア ケビン村
HP:http://hitachiomiya-sinkouzaidan.opal.ne.jp/kebin/index.html
予約:https://camprsv.com/10151/rsv_list/(ホームページから可能)
住所:茨城県常陸大宮市山方 5858-13
6. 那珂川でカヌー体験
常陸大宮市に流れるもう1本の川「那珂川」。
那珂川は那須高原を源流としてダムの無い自然がそのまま残る川として知られ、川沿いでは様々なアクティビティを体験することが可能です。
その中でも最も人気なのが、カヌー体験です。大河のような那珂川を半日かけて散策します。
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ストームフィールドガイド
住所:〒311-4503 茨城県常陸大宮市野口1151
アクセス:「道の駅・かつら」の対岸
「道の駅・かつら」〒311-4341 茨城県東茨城郡城里町大字御前山37番地
TEL:090-6505-2544
営業時間:9:00~19:00
7. 旅行の醍醐味は「食」と「温泉」
旅行先で楽しみたいのはやっぱり「食」と「温泉」ですね。
「食」については、今回は「鮎の塩焼き」はもちろんの事、地元の銘酒「久慈の山」を頂きました。こちらは、地元の根本酒造様で作られている日本酒で、様々な銘柄があります。
根本酒造様では、予約をされた方に酒蔵の見学も行っています。
是非こちらも遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
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根本酒造
住所:〒319-3111 茨城県常陸大宮市山方630
アクセス:
TEL:0295-57-2211
営業時間:10:00 〜 16:00
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温泉では、今回は「やまがたすこやかランド 三太の湯」を訪問しました。
この常陸大宮市には「三太伝説」という民話があり、その登場人物「三太」の像がお出迎えしてくれます。
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こちらは数種類の湯と飲食やお休みどころもあり、ゆっくりと休憩することが出来ます。
8. 夏〜秋は常陸大宮のお祭り最盛期
常陸大宮では8月末〜秋にかけて特徴的なお祭りがいくつも開催されます。特に今年2019年は3年に1度開催されるお祭りもあるので、常陸大宮を訪れる際にはお祭りの開催情報をチェックしていきましょう。
○あゆの里まつり(8/24) 名産あゆをその手で掴み取れ!
毎年8月末に山方清流公園で開催されます。
日中はあゆのつかみどり大会やあゆの塩焼き・地元特産品の販売やよさこい踊り,夜にはバーべキュー大会などが行われ,1日中楽しめるイベントとなっています。 まつりのフィナーレには,花火大会が開催され,スターマインや尺玉など夜空を彩る約1,000発の花火が奥久慈の山々にこだまし,他では味わえない迫力があります。
今年は市制施行15周年を記念して、フォトコンテストも開催されます!
素敵な写真を #あゆの里まつりフォトコン をつけてSNSに投稿すれば、豪華商品をGETできるチャンスです!
公式HP:http://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page003962.html
開催日:2019年8月24日(土)
開催場所:清流公園
アクセス:〒319-3111 茨城県常陸大宮市山方530-1
○花立山星まつり(9/21) 満天の星を皆で見てみよう!
市内にそびえる花立山には、全国でも珍しく天文台の管理・運営まで、アマチュア天文家が担当をしています。
このお祭りでは、天文台を公開しみんなで綺麗な星空を鑑賞できます。
公式HP:http://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page003962.html
開催日:2019年9月21日(土)
開催場所:常陸大宮市花立自然公園
アクセス:茨城県常陸大宮市高部4611-1
○西塩子の回り舞台 第7回地芝居定期公演 3年に1度の晴れ舞台を見逃すな!
3年に一度、常陸大宮の地に大規模な歌舞伎舞台が登場します。左右の桟敷席を含むこの舞台は、地域住民とボランティアが主体となり、1ヶ月以上かけて組み立てられます。
「西塩子の回り舞台」は、200年前の江戸時代後期の道具も残る組立式農村舞台で、日本現存最古ともいわれ、茨城県の有形民俗文化財に指定されています。
凛々しい子ども歌舞伎と、地芝居一座 西若座による哀感たっぷりの歌舞伎「太功記十段目」などなどを、地物と美味とともに美しい舞台でお楽しみください。
公式HP:http://mawari-butai.jpn.org/
開催日:2019年10月19日(土)
開催場所:大宮公民館塩田分館グラウンド
アクセス:〒319-2226 茨城県常陸大宮市北塩子2163
東京から車で90分、水戸から電車で35分の常陸大宮市。平日の喧騒から離れ、自然の中でゆっくりできるこの地域に是非遊びに行ってみてください!