武水別神社 大頭祭
大頭祭とはその年の五穀豊穣を神に感謝する新嘗祭のこと。国の選択無形民俗文化財に指定され、毎年12月10日から14日に行われています。
記録に残っているだけでも400年以上と長い歴史がある祭です。
大頭祭の一番盛り上がりをみせるのが「練り行列(大名行列・練り込み)」です。練り行列とは、期間中に選ばれた5人の頭人が行列を作って、斎ノ森神社から武水別神社まで米などのお供え物を運びます。行列には宝船やお囃子、武者行列などが加わり、長さ数百メートルの大行列になります。行列が通る沿道では豆がらを燃やして行列を迎え入れることが習わしで、行列を見守る参拝者の周りにお迎えの煙が立ち込めています。
また、宝船からは行列の途中で祝いの供物が振舞われる「御供まき」が行われ、大きな賑わいを見せます。