第54回木曽漆器祭・奈良井宿場祭
【木曽漆器祭】
木曽平沢で行われる年に一度の大漆器市。
町並みには約120店舗もの店が建ち並び、職人の精魂込めた銘品や逸品をはじめ、この日しか出ない製品や蔵出し物が店先に並び、最近では若者向けの創作漆器も商品化。一つしかないお宝にも巡り会えます。
産地ならではの破格値の掘り出し物が見つかることもあり、価格交渉も楽しみの一つです。
漆器は割れることがなく、塗り直しの修理ができることから長く使用でき、使えば使うほど味がでます。
【奈良井宿場祭】
場祭のメインイベント「お茶壺道中」。
江戸時代徳川将軍家御用のお茶を毎年京都宇治から中山道、甲州街道を経由し、江戸まで運んだ道中行列を再現したものです。
当時この行列はいかなる大名行列もこれと同宿することが許されなかったほど、ご公儀の行列としては、大変大きな権威とスケールを持っていたと言われています。