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ねぶた祭りといえば発祥の地、青森のものが特に有名ですが、実は7~8月を中心に東北以外の地域でもねぶたを見ることができます。そこで、青森だけでなく、関東や九州で開催されるねぶた祭も紹介します!
やっぱり本場で楽しみたい!という方も、青森のねぶたはほとんど制覇した!というねぶた上級者の方もぜひ参考にしてみてくださいね。

東北(青森)で楽しめるねぶた祭り

「青森ねぶた祭」前夜祭から花火のフィナーレまで、ねぶたの王道を楽しむならまずはここ!

画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会

青森駅の東側を6日間かけて練り歩くド迫力のねぶた祭。
最終日の前日に「ねぶた大賞」他各賞を発表し、フィナーレでは青森港に上がる10,000発以上の花火とともに受賞したねぶたの海上運行を見ることができます。
毎年200万人以上の人出があり、ねぶたの乗った山車の周りを飛び跳ねる「ハネト」への飛び入り参加ができるなど、認知度、人気ともに最大級のねぶた祭です。

【2019年開催情報】
日程:8月2日(金)~8月7日(水)※8月1日に前夜祭を開催
場所:JR青森駅付近(東側)
アクセス:東京駅から新幹線「はやぶさ」約3時間30分

青森ねぶた祭について詳しく知る

「弘前ねぷたまつり」城下町弘前を練り歩く荘厳な雰囲気はお祭り好きの心を掴んで離さない!

出典:弘前観光コンベンション協会

青森ねぶたが「凱旋」のお祭りなのに対し、弘前ねぷたは「出陣」のお祭りと言われています。
人型の他に扇形のねぷたがあるのが特徴で、80もの参加団体がお囃子とともに弘前の街を練り歩きます。
こちらも毎年150万人以上の動員があり、青森ねぶた、五所川原たちねぷたと並んで三大ねぶた祭りに数えられています。

【2019年開催情報】
日程:8月1日(木)~8月7日(水)
場所:弘前駅付近
アクセス:JR新青森駅より奥羽線で約40分

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「五所川原立佞武多」隣町からも見えるという高さ20メートルのたちねぷた!

出典:青森県観光情報サイト

立佞武多(たちねぷた)の名の通り、大きなものでなんと高さ20mの巨大なねぶたを乗せた山車を引きます。
その他の地域のねぶたが平均で高さ4~5mであることを考えると、いかに突出した大きさであるかが分かりますね。
この地域だけ巨大化したのは、明治後半頃の大地主の力の象徴として、という背景があるようですが、それにしても20mは圧巻です!
【2019年開催情報】
日時:8月4日(日)~8月8日(木)19:00~21:00
場所:五所川原市街地(青森県五所川原市大町506-10) 付近
アクセス:青森空港から車40分または新青森駅から車45分

五所川原立佞武多について詳しく知る

関東で楽しめるねぶた祭

「柏まつり ねぶたパレード」市民の熱い気持ちが街の伝統を作る!

今年で41回目を数える柏まつりの目玉として有名な柏ねぶた。
1994年に青森県「柏村」との交流をきっかけに始まり、もともとは単年限りの予定が市民からの強い希望により続いているとのこと。
ねぶたの魅力がよく分かりますね。跳人の一般参加も募集しています!

【2019年開催情報】
日程:7月27日(土)、28日(日)両日とも13:00~20:00
場所:柏駅東西中心街
アクセス:柏駅(東京駅よりJR上野東京ラインで約30分)

柏まつりについて詳しく知る

九州で楽しめるねぶた祭り

「知覧ねぷた祭り」南の地でもねぷた!薩摩の小京都で昼も夜も満喫しよう

出典:鹿児島県観光サイト

東北のイメージが強いねぶた祭りですが、ここ鹿児島県平川市の隣、知覧(ちらん)でも巨大なねぷたを見ることができます!
青森県にも「平川」という名前の土地があり、交流の歴史の中でねぷた祭りを始めることになったのだとか。
知覧は「薩摩の小京都」とも言われ、日本庭園や英国館など多くの観光スポットがありますので、
昼間は小京都を満喫、夜はねぷた鑑賞と、たっぷり楽しむことができそうです。

【2019年開催情報】
日程:7月20日(土) 祇園祭15:00~17:30 ねぷた運行19:00~21:00
場所:鹿児島県南九州市知覧町郡6204 近く(知覧まち商店街内)
アクセス:JR平川駅(鹿児島駅から約40分)から車で約20分

鹿児島県観光サイト

さぁ、どこのねぶたへ行こう?

いかがでしたか?
青森との交流でねぶたを「誘致」してきたお祭りも多くあります。
たとえ発祥の地でなくても、そこに住む人の熱い気持ちが町の名物や伝統を生み出すんですね。
ねぶた祭りはどこへ行っても楽しめること間違いなし!どこのねぶたで盛り上がるか、もう決まりましたか?