「高原の神舞(かんめ)」として国重要無形民俗文化財に指定された狭野神楽と祓川神楽。それぞれに、狭野神社と霧島東神社に伝承されていて、その歴史は400年とも500年ともいわれています。
狭野神楽は毎年12月第1土曜日、祓川神楽は毎年12月第2土曜日の午後7時頃から神事が始まり、翌朝7時頃まで舞われます。
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みどころ
真剣や長刀(なぎなた)などを手にした舞が特徴的です。中でも、高原の神舞でしか見られない舞の中には、12人が真剣を持って舞う「十二人剱(じゅうににんつるぎ)」(祓川)、子どもが真剣の先を握って舞う「踏剱(ふみつるぎ)」(狭野)などがあり、かつての修験者が有数の修験道場であった霧島山で荒修行を続けた名残が舞に伝えられているとも。夜の冷たい空気の中で舞われる、真剣を持った舞は緊張感あふれるものです。また、舞の中には「田の神」など農作業にまつわる舞や、霧島山に祈る言葉も多く聞かれ、人々の霧島信仰を強く感じさせます。
神楽面の中には、室町時代の作と伝わるもの(現在は使用していない)もあります。
狭野神楽は平成15年宮崎県無形民俗文化財指定。祓川神楽は昭和49年に記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に選択されています。
また、平成22年に、「祓川神楽」と「狭野神楽」が、国の文化審議会の文部科学省への答申により「高原の神舞(かんめ)」として国重要無形民俗文化財に指定されました。
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これを食べずに帰れない
狭野神楽、祓川神楽とも、神楽の夜には地域のどの家庭でも、訪れる人に焼酎と神楽そばを振る舞うのがならわしとなっています。ふるまいを受ける場合は、焼酎2本程度を心付けとして用意しましょう。
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インフォメーション
名称 | 高原の神舞 |
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開催場所 |
宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田117
狭野神楽/狭野神社第2鳥居前、祓川神楽/祓川神楽殿 |
開催日 | 2019年9月7日(土)、2019年9月14日(土) ※12月の第1土曜日:狭野神社第二鳥居近く(雨天時:北狭野神武ふるさと館) 第2土曜日:祓川神楽殿前の庭(雨天時:祓川神楽殿内) |
関連サイト |
http://www.takaharu-tourism.jp/takaha... |
関連Youtube |
https://youtu.be/eIdSIaAD5tQ https://youtu.be/kORhYvkaeTk |
※日時・場所・出演者・参加に関する条件・料金等が変更や誤記などにより実際と異なる場合がありますのでご留意ください。