形状や地域によって山、鉾、屋台と呼び名が異なる山車。神様が降りてくる依り代であり、伝統文化の粋を凝らした装飾を施して賑やかにもてなします。保護と継承の重要性により2016年に全国33件がユネスコ無形文化遺産に登録されています。
派手で人目を引く風流(ふりゅう)の精神を衣装や持ち物で体現し、歌や楽器に合わせて踊る風流踊。除災や死者供養、豊作、雨乞といった「祈り」を込めた盆踊りや太鼓踊りなど、多彩な全国41件が2022年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
火祭り、裸祭り、砂や水を掛けられたり鬼や天狗にシバかれたりする祭り、滑稽な面や衣装で踊る祭り、性の祭り…と、日本の奇祭は実にバラエティ豊かです。そんな奇祭の世界を、現地からの楽しいレポートの数々でお届けします。
祭りの種類ごとや開催される地方ごとに、ベスト3と称される有名な祭りがあります。そこには必ず理由があり、魅力もたくさん。どんな祭りがあるのか?まずは「三大」から祭りを知りましょう!
祭礼などで庶民に受け継がれてきた舞や踊り「民俗芸能」。それらは日本人の豊かな心と風土が生んだ芸術「ジャパンアーツ」といえます。大学で民俗芸能学の講師を務める山崎敬子氏が、多彩な民俗芸能の種類や成り立ち、現在の状況にいたるまで詳しく解説します。
日本の各地で、その地域にゆかりのある武将たちをしのぶ祭りが開かれています。彼らはどんな功績を残し、なぜ愛されているのか?歴史的事実をひも解き、生き生きとした人物像に迫ります。