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尾道の歴史を感じる食と祭り! ”尾道ラーメン”と”尾道灯りまつり”を紹介<実食レポ>

2021/7/4
2021/6/25
尾道の歴史を感じる食と祭り! ”尾道ラーメン”と”尾道灯りまつり”を紹介<実食レポ>

\7月11日はラーメンの日!/
「7」が「レンゲ」、「11」を「箸」に見立てたことや、ラーメンを最初に食べたとされる水戸黄門の誕生日から、7月11日がラーメンの日となりました!
そんなラーメンの日にちなんで、この記事では数あるラーメンの中から「尾道ラーメン」をレポート! あわせて尾道灯りまつりをご紹介します!

尾道ラーメンとは?

広島県東部にある尾道市は、温暖な港町。情緒ある昔ながらの雰囲気を残す町並みに、歴史ある寺院など見どころが多く、映画の舞台やたくさんの作家や芸術家が滞在した町でもあります。そんな尾道で生まれた「尾道ラーメン」は80年以上の歴史を持つと言われています。

鶏ガラで取った澄んだダシと瀬戸内の小魚から取ったダシに醤油を合わせたスープがベースですが、表面に浮く背油ミンチがこってり感を出したのが特徴のラーメン。今回は、そんな尾道ラーメンのルーツである店舗をご紹介いたします。

尾道ラーメンのルーツは「朱華園」

2019年6月に惜しまれつつ閉店した「朱華園」。創業者は台湾出身の朱阿俊(しゅうあしゅん)さんです。朱阿俊さんは、造船業に従事していましたが、戦争が終わり造船業が衰退したことで失業したのをきっかけに、屋台で「中華そば」を販売。
その後、「朱華園」という名前で尾道に店を構えたそうです。当時の中華そばは、牛骨と豚骨で取ったスープでしたが、1960年ごろから鶏ガラをベースに瀬戸内の小魚のダシを合わせて取ったものになり、このスープが「尾道ラーメン」のルーツとなりました。閉店後、現在では、創業者奥様が娘さんと一緒に「朱華園」の味を引き継ぎ、2020年11月に、中華そば「朱」を新規オープンされました。

つたふじ本店

「朱華園」と人気を二分するのが「中華そば つたふじ本店」。カウンターのみの小さなお店です。スープは鶏ガラだしと魚介だしと醤油味、尾道ラーメンの特徴の背油がのったインパクト大の見た目です。

こってりしているのか?と思いきや、ちょうどいいバランスのスープ。背油は溶けるというよりしっかりと弾力を感じます。中細麺がちょうどスープに絡み、食べ進めると、とても懐かしさを感じるラーメンでした。見た目はパンチがありましたが、女性でもスルッといただけます。

平打ち熟成麺の壱番館

東京新宿にも支店がある「壱番館」。こちらも尾道では人気店の一つです。通信販売から人気となり、その後お店を出した「壱番館」のラーメンの特徴は麺!平打ちの細麺で、食べ終わる最後までコシが続きます。

かつての繁栄を再現した「尾道灯りまつり」

「尾道灯りまつり」は、かつて港町として繁栄し、北前船が入稿するための目印になったという「常夜灯」をぼんぼりで再現したお祭り。

市内の小中学校の児童・生徒らにより将来の夢や願いを描かれたぼんぼりが、お寺と続く参道や海岸沿いに設置され、尾道の夜の町が美しく彩られます。

またお祭り期間中は、普段見ることのできないお寺の宝を公開する「寺宝展」やライブなども開催されるので、お楽しみは盛りだくさん。

エリアガイドを見ながら、ぜひ散策してみてください。

まとめ

7月11日のラーメンの日にちなんで、尾道ラーメンをご紹介しました。

マツログでは今回の尾道ラーメン以外でも多くのラーメンをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!

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