Now Loading...

地元の文化を感じるお祭りに行こう!豊かな水の町・美浜町のお祭り6選

美浜町観光戦略課
美浜町観光戦略課
2022/10/26
2022/11/7
地元の文化を感じるお祭りに行こう!豊かな水の町・美浜町のお祭り6選

海、川、湖と豊かな水と絶景に出会える美浜町には、地域の文化を伝えてきたお祭りがあります。地元の文化に触れることができるお祭りをご紹介します。

1月/なびく旗に威勢のいい声が響く! 日向の水中綱引き

画像提供:美浜町

毎年、冬まっただ中の1月第3日曜日に開催される日向の水中綱引き。災害による土砂の取り除き作業中に作業を妨げた大蛇を退治しようと、大蛇より長い綱を張って防いだことが始まりと言われています。

お祭り当日は、長床で伊勢音頭を歌い終えると若者たちが、運河に架かる太鼓橋から次々と水中に飛び込みます! 東西に分かれて綱を引き合い、綱が切れたところで終了。綱は、海の神に捧げるため外海へ流されます。とても迫力のある光景で出会えるお祭りです。

5月/1時間かけて行われる優雅な舞。弥美神社 例大祭

画像提供:美浜町

弥美(みみ)神社で毎年5月1日に行われる例大祭。別名「5月まつり」「宮代まつり」と呼ばれ、漁業権・山入権宣言、大漁豊作祈願の神饌奉納などが行われるお祭りです。

見どころは、町指定無形民俗文化財・県指定無形民俗文化財に指定されている「王の舞」。紅の衣に天狗の面、鳳凰の冠を付けた舞手は、鉾を振りながら約1時間、優雅に舞い踊ります。

5月/江戸時代から続く伝統芸能。日吉神社・瑞林寺 子供歌舞伎

画像提供:美浜町

毎年5月上旬に行われる日吉神社/瑞林寺の「子供歌舞伎」の始まりは、江戸時代。コレラが流行し多数の死者が出た際、お寺の住職が「これは神仏の祟りだから、寺社に子供歌舞伎を奉納するように」と託宣を受けたことが始まりです。

社前や区内各地を巡行する山車の舞台で一生懸命上演される子供歌舞伎に、きっと神様や仏様もにっこり微笑んで、病の流行を止めてくれたのかも知れないですね!

7月/船上での落としあい!宗像神社 弁天祭

画像提供:美浜町

毎年7月中旬、2日にわたって行われる弁天祭。別名「弁天さん」と言います。

見どころは、海上渡御。鮮やかなのぼりを立てた船から、弁天さんを喜ばせようと海への落とし合いが行われます。水しぶきを上げて海へ落ちる姿は、迫力満点。まさに船上の相撲大会のようで、見ている人たちからも、水しぶきを上げて人が落ちるたびに拍手と歓声が湧き上がります。

7月/人が集まり大盛り上がり♪水無月祭

画像提供:美浜町

毎年7月下旬の3日間、水無月丸と弁天丸という二艘立ての船に神輿を乗せて、賑やかなお囃子と共に海上渡御するお祭りです。

お祭り中は露店が集まったり、盆踊り大会が行われたりと、大盛り上がり。多くの人が訪れるお祭りです。

9月/福井一の奇祭!? 日吉神社 八朔祭

天狗(平成10年) 画像提供:美浜町

八朔とは旧暦8月1日のこと。今は9月1日に行われているお祭りでは、若者たちが、豊作を祈り、八朔音頭を歌いながら樽神輿を担いで暴れ回り、神社への奉納を行います。

見どころは福井一の奇祭とも言われる「暴れ天狗」。「男子のシンボル」を模した神棒を持つ「天狗」が、女性や子どもを追いかけ回します。でも、この神棒でつつかれると子宝に恵まれると言われています。

暮らす人たちの文化と心意気を感じるお祭りへ行こう!

画像引用元:若狭美浜観光協会(https://wakasa-mihama.jp/spot/新庄の八朔祭り/)

地元の人にとって非日常なお祭りは、旅人にとってはより格別な非日常体験ができる空間。さらに、その土地に暮らす人たちの文化と心意気も感じることができます。

より深く美浜町を味わい尽くせるお祭りにも、ぜひ注目してみてくださいね。