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「あしかがフラワーパーク」で開催されるバラ祭り
四季を彩る花々は数え切れませんが、バラは気品溢れる花から甘い香りを漂わせ、花の女王と賞賛されます。全国各地にバラ園がいくつもありますが、栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」の中にもローズガーデンが設けられています。例年、春と秋のシーズンには多種多様のバラの花が鮮やかに園内を彩ります。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2021年5月14日 編集部更新)
2019年の5月20日~6月9日には「あしかがフラワーパーク・春のバラ祭り」が開催されました。2021年度は、5月7日(金)から5月31日(月)開催予定です。
「あしかがフラワーパーク」へのアクセスは、2018年4月にJR両毛線に「あしかがフラワーパーク」駅が開業し、大きく改善されました。東京ドーム約7個分の広大な敷地には、一年を通して様々な花が咲き季節感が溢れる彩る花園です。
フラワーステージを鮮やかに彩る多種多様のバラ
正面ゲートから「あしかがフラワーパーク」に入園すると、バラのゲートが出迎えてくれます。ゲートを潜ればフラワーステージのエリアです。
フラワーステージでは、色も形も異なる数多くのバラが、季節の花々に包まれています。
フラワーステージの北はバラの花が、小さな池に沿ってエリアを縁取ります。南を流れる水路の上に設けられたベンチは、バラの花に包まれロマンチックなムードに浸ることができそうです。西面のうす紅の棚では、水際からのんびりと、フラワーステージ全体を眺めることができます。
バラの花がステレオタイプに彩るローズガーデン
フラワーステージからフードテラスを右に見ながら北西に進むとローズガーデンです。ローズガーデンの東にはバラの花がドームやアーチを描き、絶好のカメラスポットとなっています。
ローズガーデンの園内は見渡す限りのバラの花です。全身がバラの花に埋もれます。小さな子どもばかりでなく大人もバラの花に隠れてしまいそうです。
ローズガーデンの北面には色とりどりのバラの花が、高さ約4メートル、幅約120メートルの壁画を描いているかのようです。
園内の各所には、パーゴラ、トンネル、ゲートが設けられ、バラが立体的な装飾を施します。周囲には日除けつきのベンチが設置されているので、休憩を入れながらバラの園を散策することができます。
バラばかりでなく多種多様の草木を鑑賞できる「あしかがフラワーパーク」
春の「あしかがフラワーパーク」では、フラワーステージ、ローズガーデンを中心に約500種、約2500株のバラの花を楽しむことができます。一株ずつ丹念に観察すると一日でも時間が足りなくなるかもしれません。ところが、広大な「あしかがフラワーパーク」は、いつも季節の花で満ち溢れています。バラと同じ時期に園内の中央付近には多種のクレチマスが花を咲かせています。四季彩のステージは一年を通して季節の彩りで包まれます。
バラの開花前に「あしかがフラワーパーク」を彩るのは藤の花です。園内中央に育つ大藤や西ゲート付近の大長藤は、フラワーパーク開園のきっかけとなった大樹です。花をつけていなくても堂々とした姿に圧倒されます。
充実したグルメやショップ
一日いても飽きることのない「あしかがフラワーパーク」で、食事の心配をする必要はありません。レストラン・ウェステリアやフードテラスでは、軽食から下野牛、佐野ラーメンなどのご当地グルメを味わうことができます。また、ショッピングハウス、花売場、おみやげ売店も充実しています。
「あしかがフラワーパーク」のバラ10選
春の「あしかがフラワーパーク」では、約500種のバラに出会うことができます。最後にその中から10種のバラを紹介させて頂きます。
「あしかがフラワーパーク」は、一年を通して季節の花の彩りに包まれます。例年5月中旬から6月上旬にかけて、ローズガーデン、フラワーステージを中心に約500種、約2500株のバラが園内を鮮やかに彩ります。