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飛鳥山公園は日本で最初に公園指定された桜スポット!渋沢栄一の邸宅跡も

2021/4/14
2021/4/14
飛鳥山公園は日本で最初に公園指定された桜スポット!渋沢栄一の邸宅跡も

北区の飛鳥山公園

東京都北区の王子にある飛鳥山公園。江戸時代中期の享保の改革に合わせ、将軍・徳川吉宗が行楽地として整備したとされる場所です。1873年(明治6年)には、日本ではじめての公園として指定された場所でもあります。

飛鳥山

この飛鳥山公園は、桜の名所としても知られています!江戸時代にはすでに庶民から桜の名所として知られ、江戸っ子たちの春の憩いの場となってきました。しかも桜の名所で当時禁止されていた「酒宴」や「仮装」が、飛鳥山公園では許されていたんだとか!歴史ある桜スポットなんですね!ちなみに浮世絵師として有名な歌川広重の作品「名所江戸百景」の中では、花見の名所として紹介されています。

都内北部の桜の名所をつなぎ、さくらトラムと呼ばれている都電荒川線に乗って、飛鳥山公園までやってきました!早速ですが、現地の情報をレポートで紹介していきます!飛鳥山駅から、飛鳥山公園へは目の前です!

飛鳥山公園さくらトラムこと、都電荒川線の車両を飛鳥山駅から撮影。後ろに見えるのは、飛鳥山公園の桜。

満開の桜が連なる園内

公園内に入ると、一面に広がる満開の桜。桜の名所として知られているだけあって、至る所に桜が植えられています!

飛鳥山公園

散策路に沿って桜並木が広がっており、たくさんの方が桜を見ながら歩いていました!

飛鳥山公園

飛鳥山公園

中央部では、ビニールシートを敷いて桜見物できるスペースも!江戸っ子たちも、おなじような景色を見て楽しんでいたのでしょうか?

飛鳥山公園

飛鳥山公園

渋沢栄一の邸宅があった!

江戸時代から行楽地となるほどの景勝地であった飛鳥山。実は明治時代には、2021年の大河ドラマの主役としても話題の渋沢栄一の邸宅がありました!

その縁もあり、公園内には「青天を衝け 大河ドラマ館」が期間限定でオープンしています!

飛鳥山公園

また旧邸宅は旧渋沢庭園として、観光地となっています。

飛鳥山公園

渋沢庭園にある建物群は、旧渋沢家飛鳥山邸として重要文化財に指定されています。こちらは青淵文庫(せいえんぶんこ)と呼ばれる1925年に立てられた書庫です。

飛鳥山公園

続いては晩香廬(ばんこうろ)。1917年に建てられた洋風の茶室です!

飛鳥山公園

博物館や都電の展示も

飛鳥山公園には、渋沢栄一の名跡だけでなく、博物館や様々な展示があります。

こちらは玄関先を桜が彩っていた、紙の博物館です!

飛鳥山公園

お次は1978年まで都電荒川線を走っていた車両です!レトロな趣がかわいらしいですね。中に乗ることもできます!

飛鳥山公園

続いては幕末の学者、佐久間象山の碑。こちらは桜の賦の碑と呼ばれるもので、桜の名所である飛鳥山に当初より建てられています。

飛鳥山公園

飛鳥山公園

江戸時代より続く桜の名所、飛鳥山公園。ぜひ春になったらチェックしてみてください!

飛鳥山公園

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