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熱海海上花火大会が再開!コロナ禍に希望を与える花火が温泉街を染め上げる

2020/8/8
2020/8/29
熱海海上花火大会が再開!コロナ禍に希望を与える花火が温泉街を染め上げる

おはこんばんちは、おーわです。

新型コロナウイルス感染症の影響により、日本各地で花火大会が相次いで中止もしくは延期に追い込まれる今日この頃。

静岡県熱海市の名物イベントこと熱海海上花火大会もその一つです。

本来であれば2020年も10回以上の開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により春季(4~6月)および夏季の一部(7月開催分)が中止もしくは延期に…。

今もなお日本国内では未曽有のコロナ禍が続いていますが、悪疫退散の祈念および熱海市の経済を再始動させるべく2020年8月5日より再開いたしました。

コロナ禍に一筋の希望を…熱海海上花火大会が再開

熱海海上花火大会は静岡県熱海市で開催される花火大会で、年間で10回以上開催されるいわば熱海の名物的なイベントとなっています。。

2020年も4月より10回以上の開催が予定されていましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症による影響により春季(4~6月)および夏季の一部(7月)が中止もしくは延期となりました。

さらに新型コロナウイルス感染症による影響は熱海の基幹産業となっている観光業にも大打撃を与え、観光庁によると2020年5月における全国の旅行業者による取扱状況は前年比3.4%となるなど、かつてないほどの危機的な状況となっています。

>> 主要旅行業者の旅行取扱状況速報(令和2年5月分) | 2020年 | 報道発表 | 報道・会見 | 観光庁

まさに未曽有ともいえるコロナ禍が続く最中ですが、悪疫退散の祈念および熱海市の経済を再始動および回復軌道に乗せるべく、2020年8月5日より熱海海上花火大会を再開することが発表されました。

>> 熱海海上花火大会の再開について|熱海市公式ウェブサイト

熱海海上花火大会における新型コロナウィルス感染症対策

熱海海上花火大会の再開にあたっては新型コロナウイルス感染症対策、とりわけ密集を避けるための施策に力が入れられています。

まず、最も重要となる事前周知については各種メディア(メディアリリース、新聞広告、ホームページ等)を通じた告知を行い、来場予定の方々に向けて開催の趣旨や注意点について理解を深めていただくための取り組みが行われています。

メイン会場となる熱海親水公園には「あつお、新花火観賞の心得」と題した花火大会を鑑賞する際の注意点を掲示し、観覧者に対して感染症対策への協力を呼びかけられています。

さらに、会場内にソーシャルディスタンス確保の目安となるステッカーを一定間隔で貼付することで、鑑賞される方々が密集しないようにするための工夫がなされています。

会場内に貼付されたソーシャルディスタンスを促すステッカー

ステッカーを一定間隔で貼付することで密集を防ぐことを促す

打ち上げ時間についても変更され、例年の熱海海上花火大会(夏季)では打ち上げ時間が30分間(20:20~20:50)となるところ、混雑発生のリスクを低減させるために15分間(20:30~20:45)に短縮する措置が取られています。(打ち上げ数については熱海花火の魅力を最大限にするため5000発を維持)

以上のように様々な工夫や対策により、コロナ禍においても花火を安心して楽めるよう体制が整えられています。

15分間で5000発!熱海の温泉街を彩る高密度花火

ということで、再開を果たした熱海海上花火大会を実際にながめるべくいざメイン会場へ…と言いたいところでしたが、会場周辺の密集を防ぐという大会の方針に従うべく、今回は打ち上げ場所から数kmほど離れた高台より観覧および撮影することに。

先述で触れたように花火の打ち上げ時間が従来の30分から15分に短縮された関係で、プログラムは3部構成に縮小となりました。(例年は4部構成)

1. オープニングカウントダウン
2. デジタルスターマイン
3. 大空中ナイアガラ

いつもとは少し異なる熱海海上花火大会になるのかなと思いつつ、カウントダウンに合わせて20:30より花火の打ち上げが始まります。

オープニングカウントダウン

ついに熱海の街を彩る大輪の花々が帰ってきた…そんなことを思うと、どことなく感慨深いものがあります。

さあ、ここからどんな展開を見せてくれるのかと期待を寄せていた矢先、ソーシャルディスタンスを十分に確保したのが裏目に出てしまい、花火の打ち上げが始まって間もなく周囲が霧だらけになってしまうというハプニングが…。

そのため、第2部のデジタルスターマイン以降は花火がほとんど見えず、音だけを楽しむという状態になってしまいましたw

ちなみにメイン会場付近や温泉宿からは迫力ある美しい花火がしっかりと見えたようで、SNS上では喜びの声がたくさん聞かれました。

15分間に渡って熱海の温泉街に咲き乱れる5000発の花火は、コロナ禍に一筋の光を与えるそんなひとときになったのではないでしょうか。

まとめ

2020年8月5日より再開となった熱海海上花火大会。

感染症のリスクを減らすための仕組みを施しつつ、例年と遜色ない魅力ある花火を届けるという今までにない新しい形での再開となりましたが、15分間で5000発の花火は大変にインパクトのあるものでした。

未曽有のコロナ禍により国難とも呼べる状況が続く今日この頃ですが、今回の熱海海上花火大会の再開がコロナ禍から立ち上がるための「希望の光」となっていくか注目していきたいところです。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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