「おんせん県」としても知られる大分県の中でも、別府は豊富な湯量や気候の良さで特に人気の温泉地。ここで、2023年3月31日(金)〜3日(月)に開催されるのが「別府八湯温泉まつり」です。
この記事では、別府ご出身でお祭りの写真を撮影された「東京神父」さんへのインタビューや2023年の開催概要をお届けします。
別府八湯温泉まつりとは?
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「別府八湯温泉まつり」は毎年4月1日の「温泉感謝の日」に合わせて行われます。期間中に無料解放される温泉はおよそ100!温泉好きにはたまらないお祭りです。
さらには盛大にお湯をぶっかけまくる「湯ぶっかけ祭り」、美しい炎が山を照らす「扇山火まつり」、湯けむり総パレード、神輿の祭典など、温泉にちなんだイベントが盛り沢山!
2023年は、なんと使われるのお湯の量99トン!一体どんなお祭りなのか…
ここからは、別府八湯温泉まつりについて知ることのできるインタビュー記事をお送りします。
「東京神父」さんへのインタビュー
日本で知らぬ人はいない、温泉の町、別府。
筆者も、2016年、2018年と行かせていただき、その町の魅力にどんどんはまってきております。
そんな温泉の町、そして、最近では、観光や学びに来てくださったりする海外の方も多くいらっしゃる町「別府」。ここで、4月に大々的に開催される「別府八湯温泉まつり」。
この別府ご出身で、現在は東京と別府を中心に活動されていらっしゃる、昨年このお祭りを撮影されたカメラマンさん「東京神父」さんにインタビューさせていただきました。
東京神父さんの昨年撮影された写真たちとともに、読み進めていただけたらと思います。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。)
筆者(以後、春):このお祭りの最大の見どころ感じどころはどのような点でしょうか?
カメラマン東京神父さん(以後、神父さん):
別府八湯温泉まつりは毎年沢山の企画が目白押しで、何をとっても見所満載なのですが、やはり一番は「湯・ぶっかけまつり」だと思います。
毎年ぶっかける温泉の量がトンレベルで上がっていくという別府のカオスさが存分に詰まったお祭りで、参加した人はずぶ濡れになってお祭りを楽しみます。
沿道でお湯には掛からず見ることも出来ますが、やはりぶっかけられてナンボのお祭りなので、濡れる覚悟を持って参加した方が数倍楽しめます。温泉をぶっかけられて、その後温泉に入りに行くというのが別府っ子の楽しみ方です(笑)
春(心の声):温泉好き、お祭り好きにはたまらないです。。。これは絶対行きたいです。行きます。
春:撮影して驚いたことはございますか?
神父さん:僕は2018年の「湯・ぶっかけまつり」を撮影しました。本音會のお神輿に参加しながらの撮影だったのですが、とにかくその本気度に驚きました。
そもそもお祭りは感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先をまつる行為で、エンターテインメントの側面だけではないので、取り組み方も楽しみ方も地元の方は気合いの入り方が違います。
僕も出身は別府なんですが、お祭りに参加、撮影したのは初めてだったので、こんなに楽しい祭りを地元でやっていたんだということに驚きましたね。
春(心の声):そうなんですよね。お祭りは神事。そこへの取り組み方はお祭りごとそれぞれですが、「大切にすること」は共通するのだと思ってます。そのあたりも、実際現地にいって、現地の方のお話を伺ったり、準備をみることができたら、、、感じてみたいなあ。。。
春:撮影で心がけたことはどのような点でしょうか?
神父さん:「湯・ぶっかけまつり」はカメラマンだろうが、関係なく温泉をぶっかけられるので、一眼は使わず防水の「写ルンです」で撮影しました。
実際にカメラが壊れた方もいたみたいですが、うまくやれば濡れずに撮影出来そうだったので、今年は一眼でも撮影しようと思ってます。
あとは楽しんでいる人の表情を切り取る為には、自分も一緒に心から楽しむということが大事だと思います。
(C)東京神父
春(心の声):こんなにいい表情がとれるのは本当に神父さんが楽しんでいらっしゃるからですね、ほんとに!写真のみなさんに会いに行きたくなります!
春:はじめて別府を訪れる方に、このお祭りに参加したいがために訪れる方へのアドバイスがあればお願いします。
神父さん:今年(2019年)は期間的に1週間あり、4月7日が「湯・ぶっかけまつり」なので、7日より前に来て温泉や他の企画も楽しむのがオススメです。
なんと言っても温泉まつり期間中は市営や公衆浴場が無料で入れるようになります。
「湯・ぶっかけまつり」は濡れている人を見るより、濡れている人になる方が楽しいので、濡れる準備をしてくることをオススメします!
春(心の声):なななな〜〜〜〜〜んと!無料!きゃあ!さらに日本全国世界中につやつや美人が増えますね!(笑)
春:撮影して感じた別府の未来像があれば教えてください。
神父さん:昼間の別府は本当に面白いことを沢山やっているし、撮影していても楽しいんですが、別府の一番の魅力は人であり、まだまだ発信出来ていない夜の街だと思っています。
温泉地ならではの夜の楽しみ方が沢山あるし、夜の街の方が変態が溢れています(笑)別府の未来像として僕が期待するのは昼と同じくらいのテンションで夜が盛り上がってくれることで、それだけの魅力が別府の夜の街にはあると思っています。
春(心の声):神事で心を整えてから、汗を流して、温泉まみれでびしょ濡れになって変態にあいにいき、変態になりにいきたいと思います。
追記:4月7日に別府にいくことを決めました。みなさんお会いできる事を楽しみにしております。
お子様たちにはもしかしたら現地で大きな水鉄砲をレンタルできるかもしれませんよ
今回インタビューに応じて下さったカメラマン東京神父さんと別府市長の2ショットです。
夏のスコールさながら、温泉まみれになって嫌なことも流してすっきり!楽しみましょう!
東京神父が別府の温泉で、別府に住む濃い人達を撮影するサイト
「別府温泉ルートハチハチ」
http://bor88.com/
東京神父instagram
https://www.instagram.com/tokyosinpu/
2023年開催概要
開催期間 3月31日(金)〜4月3日(月)※3月31日は前夜祭
開催場所 大分県別府市
詳しくは別府八湯温泉まつり公式サイトをご確認ください。