皆さんには思い出の絵本がありますか?
子どもの頃に読んだ忘れられない絵本がある方も、きっと多いことでしょう。
そんな絵本にはさまざまなモチーフやテーマがあります。
例えば動物が出てくるようなものや、昆虫が出てくるようなもの、人間が出てくるものなどさまざまです。
今回はそうした絵本の中でも珍しい、「だるま」をモチーフにした絵本をご紹介します。
ご紹介する絵本は、どれも読む人を笑顔にしてくれるパワーを持っています。
絵本好きな方はもちろん、お子さんの絵本選びに悩んでいる方も、ぜひご参考ください!
泣く子も笑う!「だるまさん」シリーズ
かがくいひろしさん作の「だるまさんシリーズ」は、赤ちゃんから大人まで楽しめる、ついつい笑ってしまう絵本です。
シリーズは3部作で、『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』が出版されています。
作者は「もの」「音」「うごき」「見立て」にこだわっていて、だるまさんが転んだり、伸びたり、縮んだりする絵は、理屈がわからなくても思わず笑ってしまいます。
おめでたい雰囲気のある絵本なので、プレゼントにも喜ばれるでしょう。
親しみやすいイラストが印象的!「だるまちゃん」シリーズ
加古里子さん作の「だるまちゃん」シリーズは、1967年に第1作目となる『だるまちゃんとてんぐちゃん』の発売以来、ロングセラーシリーズで、2018年には最後の作品として『だるまちゃんとかまどんちゃん』『だるまちゃんとキジムナちゃん』『だるまちゃんとはやたちゃん』が同時に出版されました。
だるまちゃんの絵本には、だるまちゃんと友達の遊びの世界が描かれており、親しみやすいイラストが印象的です。
プール・お絵かき・相撲といった子どもが大好きな遊びに没頭するだるまちゃん達がとても魅力的に描かれています。
「だるまさんがころんだ」をストーリー化!「だるまさんが ころんだら」
はんだみちこさん作の『だるまさんがころんだら』は、日本の伝統的な遊び「だるまさんがころんだ」のその後のお話です。
雪の降るある冬の日に、だるまさんが坂道で転がり続け、転がるほど愉快なことが起こります。
突然マトリョーシカが登場するなどまさかの展開が楽しめます。
とってもユーモアに溢れた絵本で、子どもだけではなく大人も楽しめる一冊です。
まとめ
今回はだるまモチーフの絵本をご紹介しました。
どの作品も子どもだけでなく、読んで聞かせる大人までも愉快な気分になれる作品です。
イラストも可愛いので、親子で真似して描いてみるのも楽しいかもしれません。
きっと、お子さんにとっても忘れられない絵本となることでしょう。