恵比寿ガーデンプレイスは、1988年に閉鎖されたビール工場の跡地の再開発によって1994年に整備されました。毎年、年末年始には「恵比寿ガーデンプレイス・ウインターイルミネーション」が開催され、センター広場でシャンデリアがゴージャスナ光を放ちます。
昨年の様子と共に2020年の情報も見ていきましょう。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年11月10日 編集部更新)
目次
ビールの工場跡地が変身して生まれた変わった恵比寿ガーデンプレイス
東京を一周するJR山手線の駅の一つである恵比寿駅は、1901年にビールの出荷用に設けられました。当時このエリアに日本麦酒醸造会社(現在のサッポロビール)の工場があったのです。工場は1988年に閉鎖され、その跡地は1994年に恵比寿ガーデンプレイスとして生まれ変わりました。この恵比寿ガーデンプレイスでは毎年、年末年始に「恵比寿ガーデンプレイス・ウインターイルミネーション」が開催され、今年は2020年11月14日~2021年1月11日(11:00~24:00 ※状況により、変更させていただく場合あり)の期間中となっています。
『今年で21回目を迎えました。世界にとって、苦難の1年となった2020年。このシャンデリアの光を、医療従事者、並びにすべての日常の生活を支えていただいたひとりひとり、皆様への感謝の思いとして灯します。この250灯の輝きが世界の笑顔を取り戻していく、その希望につながっていくことを私たちは願います。』
こんな素敵なメッセージも込められています。
※コロナ対策による来館のお願いなど、詳しくは公式HPをご覧ください。(https://gardenplace.jp/special/2020baccarat/)
時計広場のクリスマスツリーの先に繋がるシャンパンゴールドの坂道のプロムナード
恵比寿ガーデンプレイスは、最寄り駅の恵比寿駅とスカイウォークで結ばれています。屋根つきの誘導路は動く歩道を備えているので、疲れることなく訪れることができます。スカイウォークを出ると正面に、恵比寿ガーデンプレイスのエントランスパビリオンがあり、その先はシャンパンゴールドの世界が広がります。
エントランスパビリオンは恵比寿ガーデンプレイスの入口となる時計広場に接しています。時計広場には、ツーショット写真撮影用の星形のオブジェの他、12月25日まではカラフルに装飾されるクリスマスツリーが設置されます。
時計広場から南に坂道のプロムナードが繋がります。約10万球のランプがエリア全体をシャンパンゴールドに染め上げます。
センター広場でゴージャスな光を放つシャンデリア
坂道のプロムナードの南端のセンター広場には、シャンデリアが吊るされゴージャスな雰囲気を漂わせています。高さ約5メートル、幅約3メートルのシャンデリアは、8,500前後のクリスタルパーツでできているのです。約250万灯のランプで輝くシャンデリアは世界最大級でしょう。
ヨーロッパのクリスマスマーケットを思わせるヒュテが並ぶマルシェ
恵比寿ガーデンプレイスではイルミネーションばかりではなく、クリスマスグッズのショッピングを楽しむことができます。時計広場の東はショップが建ち並ぶマルシェです。山小屋のヒュテが軒を連ねる姿は、ヨーロッパのクリスマスマーケットのようです。
恵比寿ガーデンプレイスの広場を囲むエリアにも、まだまだ魅力が溢れます。西側はコロプラキャナルウォークとなり、ブルーの光で落ち着いた雰囲気に演出されています。東側の三越にはクリスマスツリーが飾られクリスマスッグも豊富に揃っています。南側のシャトー広場の先にはミシュランガイド東京2014で三つ星評価を受けたフランス料理レストランのジョエル・ロブションが店舗を構え、エントランスパビリオンの西に接するビヤステーションには恵比寿の歴史が漂います。