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石川県無形文化財【御陣乗太鼓・無料実演】が 2021年6月19日(土)よりリスタート!

石川県無形文化財【御陣乗太鼓・無料実演】が 2021年6月19日(土)よりリスタート!

石川県輪島市の観光施設「輪島キリコ会館」では、石川緊急事態宣言解除により2021年6月19日(土)から「御陣乗太鼓・無料実演」がリスタートする。

石川県無形文化財・御陣乗太鼓とは

◆石川県無形文化財

御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)は、輪島市の名舟町でのみ伝承される陣太鼓である。

◆御陣乗太鼓のいわれ

天正4年(西暦1576年)、現在の珠洲市三崎町に上陸した上杉勢は、各地を平定し天正5年、破竹の勢いで名舟村へ押し寄せて来た。武器らしいものがない村人達は、鍬や鎌で打ち向かったがさんざんな負け戦だった。そんな時、村の古老の指図に従い、樹の皮をもって仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ちならしつつ、上杉勢に逆襲し、戦いを勝利に導いたといわれている。

この戦勝は舳倉島の奥津姫神の御神威によるものとし、毎年、奥津姫神社の大祭(名舟大祭・7月31日夜から8月1日)に仮面を被り、太鼓を打ち鳴らしながら、神輿渡御の先駆をつとめ、氏神への感謝を捧げる習わしとなって現在に至る。

始めはゆっくり、次にやや早く、最後はもっとも早く、即ち『序・破・急』の三段で打ち切り、各自が自由な形で見えを切り、面に応じ、個性を生かした芸を入れるのが御陣乗太鼓の見どころであり、聞きどころである。

闇夜の中の陣太鼓とその背景のキリコとのコラボレーションを楽しむことができる。

開催概要

会場:輪島キリコ会館 もてなし広場 ※荒天時は輪島キリコ会館内
時間:20時30分~20時50分
期間:2021年10月31日(日)までの土日、7~9月のほぼ毎日
輪島キリコ会館公式サイト:https://wajima-kiriko.com/
※開催日は記事内の画像か、輪島キリコ会館公式サイトで確認

◆感染予防対策

感染症予防対策として、来場者には下記の協力を要請する

・密になるのを避けるため、ござやイスの間隔を空けて鑑賞
・消毒液の使用による手指消毒
・実演終了後の写真撮影サービスの中止
・入退場時など、人と人との距離をとるような配慮
・マスクの着用

◆施設概要

施設名 : 輪島キリコ会館
所在地 : 石川県輪島市マリンタウン6番1
施設内容: 祭りの国、能登。なかでもキリコと呼ばれる大きな奉燈(御神燈)を氏子たちがかつぎ出すキリコ祭りは、能登を代表する華麗でエネルギッシュな祭りである。館内には祭り囃子(まつりばやし)が流れ、いながらにしてキリコ祭りの雰囲気が楽しめる。
営業時間: 9時~17時
アクセス: JR 東京から北陸新幹線金沢 約2時間30分
大阪から金沢 約2時間40分
名古屋から金沢 約3時間
特急バス 金沢から輪島 約2時間20分
飛行機 羽田からのと里山空港 約1時間
車 のと里山空港から輪島 約20分

輪島キリコ会館公式サイト: https://wajima-kiriko.com/

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
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