青森ねぶた祭は、大型の「ねぶた」が街を運行する、青森を代表するお祭りです。ラッセラーの掛け声とともに、華やかな装飾を施した光の巨人が街を練り歩く姿は、圧巻の一言ですよね。今年の青森ねぶた祭は新型コロナウィルスの影響で残念ながら開催中止となりましたが、会場周辺には、ねぶた祭の雰囲気を味わえるスポットがあります。今回は、GoToトラベルを使って行きたい、青森でねぶた祭を一年中感じられるスポットをご紹介します。
青森ねぶた祭の会場近辺を散策しよう!
青森ねぶた祭の会場となる青森駅近辺にはどのような見どころがあるでしょうか。ここでは、3つのスポットを紹介します。
ねぶたの熱気を感じよう!「ねぶたの家 ワ・ラッセ」
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、2011年1月にオープンした、ねぶた祭の歴史や魅力が1年を通じて体感できる施設です。青森駅から徒歩1分ほどの好立地で、青森駅の東口を出て左手を見ればすぐに特徴的な建物が目に入ります。
1Fの「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」では、本番に出陣した大型ねぶたが常設展示されています。大型ねぶたはひとつひとつの作品にテーマがあり、毎年様々なねぶたを楽しむことができます。他にも、触ることができるパーツねぶた、制作者の特徴が表れるねぶた面のなどが展示されています。2Fの「ねぶたミュージアム」では、ねぶたの制作技術や作風、題材の移り変わり、更には青森から世界へと発信していくねぶたの様子も知ることができます。
三味線・笛・ねぶた囃子が流れる館内で、青森ねぶた祭の熱気を感じてみてはいかがでしょうか。
ねぶたの展示位置をリニューアルしました。さらにねぶた師北村春一さんの「鍾馗」ねぶたが展示!!!ぜひご覧ください。https://t.co/Zl5IxXQVsk
— ねぶたの家ワ・ラッセ (@warasse) August 9, 2020
ねぶた囃子の生演奏が自慢!「ねぶたの國 たか久」
「ねぶたの國 たか久」は、新鮮な海の幸・山の幸をふんだんに使った青森の郷土料理を楽しめる、JR青森駅からタクシーで5分ほどのお食事処です。
津軽三味線の生演奏や、ねぶた囃子の生演奏が毎日流れる、ねぶた祭の活気を肌で感じられるお店です。津軽じょんがら節の即興曲からはじまり、あいや節など津軽三味線の演奏がたっぷり楽しめるうえ、リクエストにも応えてくれるなどサービス満点です。
当面の間は予約制での営業となるそうですのでご注意ください。
https://nebutanokunitakakyu.jp/
元祖”青森のっけ丼”で自分だけの海鮮丼を作ろう!「青森魚菜センター」
JR青森駅から徒歩5分ほどの場所にある「青森魚菜センター」では、自分だけの海鮮丼「のっけ丼」を楽しむことができます。30以上ある市場内のお店を周り、好きな海鮮を選んで丼を作るのですが、作り方も簡単です。
食事券を案内所で購入したら、まずは丼とご飯を手に入れます。赤い看板のお店が目印です。ご飯の残りや炊きあがりを考慮して、最適なお店を案内所のスタッフの方が案内してくれます。後はたくさんあるお店を巡り、好きな海鮮を乗せていくだけ!まぐろの赤身は食事券1枚と交換、大トロなら3枚と交換、という具合です。お店の人と仲良くなれば、ちょっとおまけしてくれるなんてこともあります。
完成した海鮮丼は、市場内に5か所ある休憩所でゆっくり食べることができます。なお、食事券は10枚券で1,500円、5枚券で750円です。
まとめ
ねぶた祭の熱気を感じたり、ご当地グルメを楽しんだりするおすすめのスポットを紹介しました。今年は残念ながら開催中止となってしまいましたが、会場周辺に足を運べばねぶた祭りの雰囲気を充分に楽しむことができそうですね。GoToトラベルを活用して、ぜひ青森へお出かけしてみてはいかがでしょうか。