2018年11月、夏の台風によって延期されたものも含め、多くの花火大会が開催されました。
台風の直撃を受けたものも、中止にせず秋に延期ということで、待ちに待っていた花火ファンには嬉しい開催でした。
「立川まつり 国営昭和記念公園 花火大会」は、主会場である国営昭和記念公園の観客数だけでも26.1万人を数え、一尺五寸玉や芸協玉と呼ばれる職人技を見ることができるなど、多くの人々に親しまれている見どころ満載の花火大会で、立川の夏の風物詩となっています。今年は7月28日に開催が予定されていましたが台風の影響により中止。しかし、60回の記念大会であり市民から強い要望もあったことから、史上初の秋の開催が決定しました。例年より1,000発多いおよそ6,000発の打上花火が晩秋の夜空を彩ります。
花火と黄葉&紅葉のコラボとなった立川まつり。
花火の前には黄葉と紅葉、花火の後にはライトアップで長時間楽しめるお祭りになりました。
綺麗な月と花火のデュエットは、お月様からのサプライズでした。
寒さ対策のホット系飲食で温まる人も多く見受けられました。
「2018秋の名張川花火大会」が11月24日、名張市新町、黒田周辺の名張川河畔で行われ、大小約2500発が澄んだ秋の夜空を彩った。台風の影響で中止した7月の納涼花火大会の代替開催となったが、寒空の下、約2万人の来場者(主催者発表)でにぎわった。【新町橋付近で打ち上がる花火=名張市瀬古口で】
この日は午後7時から約40分間、4部構成でスターマインや仕掛け花火などが次々と打ち上げられ、観覧に訪れた人たちは、堤防沿いや川原などから晩秋の花火を楽しんでいた。
三重県桑名市の揖斐川河畔で11月24日午後6時半から開かれる「桑名水郷花火大会」を紹介するため、市観光協会の役員らが、名古屋市中区の中日新聞本社を訪れた。
1934(昭和9)年から続く伝統の大会。当初7月に開催を予定していたが台風12号の影響で中止になり、今回振り替えで開催することになった。21発の「2尺玉」や揖斐川中州から打ち上げるスターマイン、花火が滝のように流れる「空中ナイアガラ花火」が見どころ。打ち上げ総数は1万発に上る。
河畔には無料で観覧できる場所が設けられる。駐車場が少ないため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。桑名駅から徒歩18分。
花火開催の多い東海地方も多くの花火ファンが楽しみました。
「長野えびす講煙火大会」(長野商工会議所など主催)が23日、長野市の犀川河川敷で開かれた。約1万1000発の花火が向寒の夜空を彩り、県内外から集まった大勢の見物客を魅了。東京都から友人と訪れた会社員の斉慶典子さん(41)は「今回が6回目。寒いけれど、空が澄んでいて、いつ見てもきれい」と、満足そうに話していた。
大会は1899年に商売繁盛を願って始まり、今年で113回目。
秋開催で有名な長野えびす講煙火大会。寒い中でも花火に包まれるあの感動を味わえます。
台風の影響での延期となってしまった花火も有名な秋の花火も、10月とは体感気温の違う寒さですが、紅葉との新たなるコラボなど、花火大会の開催期間の変化の機会になりそうです。