花火系散歩屋のおーわです。
花火のチカラで日本中を笑顔にするべく、2021年のゴールデンウィーク(4月29日〜5月5日)に開催された#花火駅伝。
期間中は全国200ヶ所以上で花火の打ち上げが行われ、新潟県小千谷市では5月1日と5日に花火の打ち上げが行われました。
各日およそ10分間、花火の街の本気を感じる大玉花火が披露されました。
>> 花火駅伝とは?全国でGW中に花火が打ち上げられる日時と場所は?情報まとめ
実は花火の一大名産地!新潟県小千谷市について
小千谷市は新潟県中越地方に属する人口約35,000人の市で、県のちょうど中心付近に位置します。
そんな小千谷市と聞いて真っ先に思い浮かぶものといえば、なんといっても錦鯉じゃないかなと思います。
市内には錦鯉の街らしさを感じられる看板や設備の他、錦鯉にまつわる歴史などが学べる世界唯一の展示施設「錦鯉の里」を有するなど、錦鯉発祥の地らしい街づくりが行われています。
さて、そんな錦鯉の街として知られる小千谷市ですが、実は花火の街でもあります。
2021年5月現在、市内には小千谷煙火興業と片貝煙火工業という2つの煙火店さんがあり、打ち上げ花火の製造・販売を行っています。
>> 新潟県 | 地域 | 会員リスト | 公益社団法人 日本煙火協会
市内においてもおぢやまつり(例年8月開催/担当:小千谷煙火興業)、片貝まつり(例年9月9日〜10日開催/担当:片貝煙火工業)という大規模な花火大会が行われ、両者とも超特大の花火が打ち上げられます。
>> 片貝まつり 「花火の町」の伝統文化が胸を打つ。打ち上げるのは「自分たちの花火」
以上のように、小千谷市は錦鯉の街であり花火の街でもあるのです。
コロナ禍における新潟・小千谷の花火打ち上げの取り組み
2020年初頭から続く新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により全国各地で花火大会の中止・延期が相次ぐ中、市民有志ならびに関係者を中心におぢや産花火打ち上げプロジェクトが立ち上げられました。
本プロジェクトでは小千谷市内に拠点を構える花火事業者の支援ならびに市民に元気を届けることを目的に、2020年8月〜2021年1月にかけて以下の3つのプロジェクトが実施されました。
- COVID-19退散!元気玉リレー(19発の花火を市内4ヶ所にてリレー形式で打ち上げ)
- 新成人応援!2020の笑顔を20に(「20」にちなんだ花火の打ち上げ)
- ハナビの窓口(お祝いや願いを込めた花火の打ち上げ)
コロナ禍により大規模な花火大会の開催が難しい中、「花火文化を継続させよう」「花火を通じて光をもたらそう」という強い想いが込められたプロジェクトとなりました。
>> おぢや産花火打ち上げプロジェクト「第1弾 元気玉リレー」小千谷市の花火事業者と市民を元気に!【速報】
大玉花火も登場!花火の街の本気を感じる新潟・小千谷の#花火駅伝
そして2021年のゴールデンウィーク(4月29日〜5月5日)、花火のチカラで日本中を笑顔にするべく#花火駅伝が開催されることになりました。
この企画の実施に際しておぢや産花火打ち上げプロジェクトならびに小千谷煙火興業さんが参加を表明し、小千谷市内において花火の打ち上げが実施されることに。
- 日時:2021年5月1日、5日 19:30〜19:40
- 場所:信濃川河川敷(おぢやまつり大花火大会の会場)
- 最大号数:10号玉
- 担当煙火店:小千谷煙火興業
期間中は2回、例年おぢやまつり大花火大会が行われている信濃川河川敷にて花火の打ち上げが行われました。
両日とも天候が不安定な中での開催となりましたが、花火の街・小千谷の本気を感じる芸術的な大玉花火(最大10号玉)が信濃川を美しく彩りました。
余談ですが、僕が小千谷に訪れた5月5日は雨予報だったのですが、打ち上げ中はピタリと雨が止むという展開が…これはきっと、花火のチカラがもたらした奇跡なのかもしれませんね。(ちなみに打ち上げ終了直後からしっかりと雨に降られましたw)
まとめ
花火のチカラで日本中を笑顔にするべく、2021年のゴールデンウィークに全国200ヶ所以上で実施された#花火駅伝。
新潟県小千谷市では5月1日と5日に信濃川河川敷(おぢやまつり花火大会の会場)にて花火の打ち上げが行われました。
両日とも天候が安定しない中での打ち上げとなりましたが、花火の街・小千谷の本気を感じる芸術的な大玉花火(最大10号玉)が信濃川を美しく彩りました。
参考までに執筆時点において2021年におけるおぢやまつりおよび片貝まつりの開催に関する詳細は発表されていませんが、コロナ禍の収束を祈念しつつ吉報を待ちたいところです。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m