関東3大裸祭りの一つと言われている常陸大宮裸祭り(素鵞神社祇園祭)が、7月25日(金)26日(土)の2日間にわたり開催されました。
フォトコンもあり、写真好きの筆者が以前から気になっていたこのお祭り、今回は2日目の大人神輿の日にオマツリジャパンスタッフの方々と行ってきました!
常陸大宮裸祭りの概要はこちら→常陸大宮の裸祭りの魅力を紹介!2019年もフォトコンテスト開催!
目次
最大の見どころは、褌姿の男衆の体を張ったぶつかり合い!
このお祭りでは氏子が南北の地域で分かれ、それぞれ神輿を担ぐ組と、その神輿の行く手を阻む組みとなり、毎年その役割を交代で受け持つそうです。
そして、この2つの組が激しくぶつかり合うところが最大のみどころ!
このぶつかり合いはお宮出し前の境内の他、10時のお宮入り前にも街中で行われます。要チェックです!
担ぐ前から男衆のバトルは始まっている?褌神輿の一部始終を写真でたっぷりご紹介!
お宮出しが行われるのは夕方7時ごろ。その後街中を渡御、御旅所や町庭などを回り、夜10時のお宮入りまでの様子をたっぷりご紹介します!
・お宮出し前から男衆のアツいぶつかり合いは始まっている!
担ぎ役の組と阻止役の組、2つの組は、それぞれいくつかの町会が集まって、1つの組を構成しています。
お宮出しの前に各町会が合流します、その合流のやり方がまた独特でかっこいい!
・神社では神輿にご神体が載せられ、お祓いなどの神事が行われます。
・神社を出発した神輿はお旅所へ
・神輿が夜の大通りへ。交代で担ぎ、楽しい時間はまだまだ続きます!
・お宮入りは夜の10時頃。屋台も神社へと向かいます。
街中には特設ステージも。ショーや抽選など、お楽しみがいっぱい♪
商店会による特設ステージではヒーローショー、フラダンス、ものまねショー、お楽しみ抽選会など、大人も子供も楽しめるイベントが盛りだくさんです。小規模ながら花火も上がります!
オマツリジャパンスタッフもお祭りに参戦!
オマツリジャパンのお神輿エバンジェリスト、カツくんが褌姿でお祭りに参加!女性スタッフ2人も浴衣姿でお祭りを満喫しました。
常陸大宮の裸祭りを通して、筆者が感じたアレコレ
関東三大裸祭りの一つで、300年もの歴史を誇る祭りとは聞いていましたが、行ってみると期待以上にアツく、そして何より地元の方々の温かさを感じる事ができるお祭りでした。
とは言え、現在2日間開催されているこのお祭り、かつては4日間にわたり行われていたそうです。参加人数も現在の数倍いて、交通規制による時間制限もなく、見どころとなっている神輿組と阻止組の攻防は、夜遅くまで何度でも激しい展開を見せていたそうな。現在では時間の都合でぶつかり合いは3度まで、3度目には神輿を通してあげるとのお約束の下、行われています。
全国の歴史あるお祭りが、街や社会の変化、担い手不足に伴い縮小の傾向にある事は、ここ常陸大宮も例外ではありませんでした。「昔はもっと大勢の人が集まり、いつまでも激しくぶつかり合いをしていたんですがね。。。」長くこの祭りを見てきた方からはこのような言葉がありました。
常陸大宮市は茨城県内で最大級の面積を誇る市であるものの、人口は4万人ほど、それも月に数十名という単位で減少しているそうです。そんな中、この歴史ある祭りを何とか継承し、さらに活気をもたらしたいという想いを、男衆達のアツいぶつかり合いと、参加する皆さんの笑顔の中に見たような気がします。
まだあるよ!常陸大宮市の夏のお祭り「あゆの里まつり」ではフォトコンも開催!
さて、常陸大宮のアツい夏はまだまだ終わりません!
自然がいっぱい!久慈川、那珂川と2つの大きな清流が流れる常陸大宮は全国でも有数のあゆの産地だそうで、そんな豊かな自然を存分に楽しめる「あゆの里まつり」が開催されます。
*あゆの里まつり開催概要*
日時:令和元年8月24日(土) 10:00~20:30
予備日 8月25日(日)
場所:常陸大宮市山方 清流公園(常陸大宮市山方530-1)
子供から大人まで楽しめる「あゆのつかみどり大会」他、公園内のキャンプ場でバーベキューをしながら贅沢に花火観賞、その他イベントステージ、子供神輿なと、お楽しみ盛りだくさんのお祭りです。
そして、「あゆの里まつり」でもフォトコンテストを開催!あゆの里まつりフォトコンテスト
常陸大宮の夏を満喫しに、ぜひお出かけください!