足元で桜のような花を咲かせる芝桜
初春を迎えると日本列島を桜前線が北上します。ソメイヨシノを中心として数々の種類の桜が、春の訪れを告げます。遅咲きの桜の花が頭上から散り始める頃に、地表で桜のような花を咲かせるのが芝桜です。埼玉県秩父市の羊山公園にある芝桜の丘は、例年4月中旬から5月上旬にかけて、一面がピンクと白の絨毯が敷きつめられたようになります。芝桜の開花にあわせて毎年「芝桜まつり」が開催され、2019年には4月12日~5月6日に行われました。
地表で桜のような花を咲かせる芝桜
地表で桜のような花を咲かせる芝桜
羊山公園の芝桜の丘の園内ガイド
羊山公園おさんぽマップ
約40万株の芝桜が地表をピンクと白に染める芝桜の丘
羊山公園は秩父市南部の小高い山、羊山を公園にしています。芝桜の丘では約1万8千平方メートルのエリアに、9種類、約40万株の芝桜が育てられています。例年4月中旬から5月上旬には地面は芝桜の花で埋め尽くされ、まるでピンクと白に染められた絨毯の上を歩いているようです。足元からポカポカとした暖かさが体の中に浸み込んでくるようで、春の訪れを全身で感じることができます。
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
ピンクと白に染められた絨毯が敷きつめられたような芝桜の丘
芝桜の手入れ
芝桜の丘は、すり鉢のような形をしているので、角度を変えて芝桜の姿を見ることができます。
芝桜の丘の斜面を覆う芝桜の花
芝桜の丘の斜面を覆う芝桜の花
芝桜の丘の斜面を覆う芝桜の花
丘の上には、展望台や休憩所も設けられています。
芝桜の丘の上に設けられた展望台
芝桜の丘の上に設けられた展望台
芝桜の丘の上に設けられた展望台
芝桜の丘の上に設けられた休憩所
芝桜の丘の地表を覆う芝桜越しには、今でも石灰岩の採掘が行われている武甲山が威容を見せてくれます。
芝桜の丘の南方に聳える武甲山
芝桜の丘の南方に聳える武甲山
芝桜の丘の南方に聳える武甲山
秩父の特産品が勢揃いする特産市
また、まつりの開催期間中には、芝桜の丘の上の中央広場では秩父路の特産市が行われます。会場には秩父の特産品が勢揃いします。
秩父路の特産市の入口
秩父の特産品が勢揃いする丘の上の中央広場
秩父の特産品が勢揃いする丘の上の中央広場
秩父路の特産市で販売される芝桜加工食品
秩父路の特産市で販売されるそば団子
秩父路の特産市で味わえる「わらじかつ」や「みそポテト」
秩父路の特産市で味わえる「岩魚すし」
秩父路の特産市で味わえる「いのしし汁」
秩父路の特産市で販売される「オオスズメバチの地獄漬け」
芝桜の丘に留まらない羊山公園の魅力
羊山公園の魅力は芝桜の丘に留まりません。山一つを公園の敷地として数多くの施設を備えています。見晴しの丘では眼下に秩父の市街地が広がります。ふれあい牧場で公園名の由来となった羊が、モフモフの体を見せてくれます。秩父のシンボル武甲山を紹介する武甲山資料館や、棟方志功の作品を中心に展示をする「やまとーあーとみゅーじあむ」などにも立ち寄りたいものです。
羊山公園の見晴しの丘
羊山公園の見晴しの丘から眺める秩父市街
羊山公園のふれあい牧場
羊山公園のふれあい牧場
羊山公園のふれあい牧場
武甲山資料館
武甲山資料館
やまとーあーとみゅーじあむ
「羊山公園芝桜まつり」は、埼玉県秩父市南部の羊山公園の芝桜の丘で、例年4月中旬から5月上旬に開催されています。すり鉢状の芝桜の丘の足元は、ピンクと白に染められた絨毯を敷きつめられたようになります。