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中央に大白衣観世音の文字が記される慈眼院の御朱印
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。群馬県高崎市の観音山に建立される慈眼院の御朱印には中央に、境内の観音山に建ち市のシンボルとなっている大白衣観世音の文字が記されます。
慈眼院の御朱印は、高崎市街地の西方の観音山に聳える白衣大観音の真下で頂くことができます。慈眼院の本堂、千体観音堂の納経処です。
納経処では御朱印の他に、多種類のオリジナル御朱印帳が準備されています。
白衣大観音の足元の授与所に並ぶ種類豊富な授与品
納経処に向かい合う白衣大観音の足元に設けられた授与所では、願い事や用途別に異なるデザインの授与品が種類豊富に並んでします。
鎌倉時代の中期に創建された慈眼院
慈眼院は鎌倉時代の中期、第2代執権の北条義時の三男、重時によって創建されたと伝わります。高野山金剛峯寺の塔頭寺院の一つとして、真言宗の教えを広めました。1986年に建立された本堂の千体観音堂では本尊の聖観音を中心に、千人の施主から奉納された千体観音像が安置されています。
胎内に入ることができる白衣大観音
千体観音堂の正面に架かる朱色のアーチ橋の太鼓橋を渡ると、白衣大観音が空に向かって屹立します。高さ約41.8メートルの観音像は、1936年に高崎の実業家井上保三郎氏によって重さ約5985トンのコンクリートを用いて建立されました。9階のフロアからなる胎内には、合計で20体の仏像が安置され、最上階からは眼下に高崎市の市街地が広がります。
一年を通して開催される多種多様の年中行事
高崎市で有数の観光スポットとなっている慈眼院では、一年を通して多種多様の年中行事が開催されています。1月の初護摩、早春の桜まつり、4月の花まつり、6月の弘法大師生誕日、8月の万灯会、秋の紅葉まつりなどには、大勢の人々で賑わいます。
群馬県高崎市の慈眼院の御朱印には中央に、寺院の境内に屹立する大白衣観世音の文字が記されます。高さ約41.8メートルの観音像の胎内に入ることができます。胎内には20体の仏像が安置され、最上階からは眼下に高崎市の眺望が広がります。