京都市伏見区にある神社、城南宮。平安京ができる際(8世紀後半から9世紀前半頃)に創建され、方除(ほうよけ)の神様として大切にされてきた神社です。こちらで毎年11月20日14時から、無病息災、家内安全を願って行われているお祭りがあります。火焚祭です!
城南宮の火焚祭では、大きく2つのことが行われています。1つ目は火焚神事。こちらは参拝者が祈りを込めて納めた火焚串を忌火で焚き上げると言うものです。
お祓い、神様への神饌のお供えなどの儀式を行った後、社殿から火焚串が登場しました!
忌火で火が点けられていきます。
燃え上がったところで、火焚串が次々に火の中へ入れられていきます。
火焚串をすべて火の中へ納めた後は、2つ目の見どころ、浦安の舞が奉納されます!美しく着飾った巫女が、優雅な舞を披露します。
京都、城南宮で行われている火焚祭。浦安の舞が、後方の紅葉とも相まって美しいです!
炎の勢いもすごい!#お祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/kEtWda7tRe— 高橋佑馬@お祭りライター (@yuma_walking) November 20, 2020
舞が終わる頃には、火焚串も焚き上がった状態になっていました。
お祭りが終わった後は、火に当たることでご利益をもらって帰りましょう!
城南宮でお祭りを堪能した後は、近くの観光スポットもおすすめです。歴代天皇のゆかりの地や、幕末の戊辰戦争の激戦地にもなった「鳥羽伏見の戦い」の関連地が点在しています。ぜひチェックしてみてください!