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『呪術廻戦』ファンに伝えたい!東北まつりとコラボ発表で「青森ねぶた祭」「仙台七夕まつり」はここを見て!

2023/7/29
2023/7/29
『呪術廻戦』ファンに伝えたい!東北まつりとコラボ発表で「青森ねぶた祭」「仙台七夕まつり」はここを見て!

待望のアニメ第2期「懐玉・玉折」編の放送も話題の人気漫画『呪術廻戦』。なんと2023年の東北祭りとのコラボが発表されました!

2023年8月2日から始まる「青森ねぶた祭」、そして6日から始まる「仙台七夕まつり」にて、『呪術廻戦』のキャラクターが登場します!

この記事ではコラボの内容とともに、それぞれのお祭りの楽しみ方をガイドします。

『呪術廻戦』×「東北祭り」の内容は?

『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の『呪術廻戦』(芥見下々)は、既刊23巻で累計発行部数8000万部を超える超人気漫画です。「恨み」など人の負の感情から生まれる「呪い」と、多彩な呪術を駆使してそれを「祓う」、呪術師と呼ばれる人間の戦いを描いた物語。「東京都立呪術高等専門学校」に通う主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)をはじめ、クラスメートの伏黒恵(ふしぐろ・めぐみ)、釘崎野薔薇(くぎさき・のばら)、教師である最強の呪術師・五条悟(ごじょう・さとる)など魅力的なキャラクターがたくさん登場します。

現在、五条悟の高専生時代を描いた「懐玉・玉折」編が放送中です。

そして、2023年8月2日から始まる「青森ねぶた祭」では、虎杖悠仁と五条悟のねぶたが登場!「ねぶた」とは、竹ひごや針金で作った枠に和紙を貼って作った人型の灯籠のことです。青森ねぶた祭では、祭の期間中、さまざまなねぶたが青森市中心部の会場を練り歩きます。公式発表では、「大迫力の虎杖と五条のねぶたが夏の夜に華麗に浮かびあがります」とあります。

2022年は同じく『少年ジャンプ』連載の人気漫画『僕のヒーローアカデミア』のねぶたが登場して大きな話題となりました。『呪術廻戦』コラボねぶたがどのようなねぶたになるのか楽しみですね!

 

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そして6日から始まる「仙台七夕まつり」では、「描きおろし浴衣姿の4人の美しい吹き流し」が登場すると発表されています。こちらもどのようなものになるのか気になります。

仙台といえば、2022年にすでに『呪術廻戦』コラボの吹き流しが登場しています。作中で、主人公の虎杖悠仁は呪術高専に入学する前に、仙台の高校に通っていた描写があり、伏黒、五条との出会いもその高校で起こる事件がきっかけになっています。また、五条が仙台土産に仙台市にあるお茶の井ケ田の名菓「喜久福」を買ったという縁もあって、市内のクリスロード商店街に面したお茶の井ケ田仙台中央本店前に、『呪術廻戦』の吹き流し飾りを掲げたそうです。

2023年のコラボはどんなものになるのか、こちらも期待が高まります!

「青森ねぶた祭」の見どころをご紹介!

©︎びび

「ねぶた祭」は7〜8月に青森県の各地、約40カ所で行われ、山車に乗った巨大な灯籠(=ねぶた)を曳き歩く華やかなお祭りです。中でも青森ねぶた祭は毎年200万人以上を動員する人気ぶり。ねぶた山車の周りを「ハネト」と呼ばれる踊り手が取り囲み、お囃子の音に合わせて威勢よく飛び跳ねる姿は圧巻です。2023年は、「飛び入りハネト」も復活します。ハネト衣装を着ていれば、ねぶた団体の練り歩きに着いて飛び跳ねることができます。衣装は購入・レンタルができますので、ぜひ参加してみてください。

©︎びび

ねぶた祭は、奈良時代に中国から伝わった七夕祭りと、もともと津軽にあった精霊送りなどの行事が融合・変形したものだという説が有力です。「ねぶた」の語源についても諸説ありますが、農作業の忙しい時期に疲れからくる眠気に負けないように「眠気を流す」→「ねむた流し」…と訛っていき、「ねぶた」または「ねぷた」と言われるようになったと考えられています。

青森ねぶた祭で登場するねぶたは、高さ4~5m、幅9mあまりと巨大。造形のテーマは神話や歴史物語を題材にとっています。2023年は23台のねぶたが出陣します。

運行コースは、青森駅前近くを出発し、八甲通り、国道7号、平和公園通り、新町通りを左回りに進みます。観覧場所によってはねぶたが目の前を通るまで10~15分かかる場合があり、運行状況によっては、ねぶたを全台見ることができない可能性もあります。

観覧の一番の人気スポットは、コース上に4つある交差点付近。正面から迫ってくるねぶたを見られるうえ、道幅が広いのでダイナミックな動きでねぶたが旋回する様子も見ることができます。しかし、大変な混雑が予想されますので、ゆったりと観覧したいという方は、有料の観覧席もありますのでご検討ください。

例年、8月1日に前夜祭が行われ、8月2日から7日までねぶたの運行が予定されています。雨天決行で、その場合はねぶたにビニールを被せた状態で運行します。

『呪術廻戦』ねぶたがいつどのように披露されるのか詳細は現時点では不明ですが、青森港に隣接した青い海公園にある「ねぶたラッセランド」では例年、全てのねぶたが展示されるので前夜祭の日にここを訪れることができれば、確実に見ることができるでしょう。

「仙台七夕まつり」の見どころを紹介!

仙台七夕まつりは、宮城県仙台市で毎年8月6日〜8日の3日間で開催され、精巧に作られた3000本もの七夕飾りの優雅さを楽しむべく、全国から200万人の観光客が訪れます。

祭の開催期間は、仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街で、華やかな七夕飾りが見られます。それに合わせて、仙台藩祖・伊達政宗公の霊廟である「瑞鳳殿」のイルミネーションや、仙台城跡での催し、花火大会など周辺でもさまざまなイベントが行われます。

仙台七夕まつりも、ねぶた祭と同じく「七夕」を起源としているお祭りですが、田の神様をお迎えしその年の豊作と冷害被害(やませという季節風)から守ってもらうことを願う点が特徴的です。

仙台七夕まつりの飾りの特徴は、各商店の七夕飾りが「和紙」で作られている点です。

伝統的な京千代紙や江戸千代紙など、特徴が違う千代紙を巧みに使い、商店毎に趣向を凝らした飾り付けを毎年新しく手作りします。

仙台七夕飾りは、「7つ飾り」と呼ばれるそれぞれに意味を持った飾りで構成されます。一般的な七夕飾りで見られる「短冊」や「吹き流し」に加え、折り鶴や紙衣などを加えた7種類の飾りには、それぞれ①短冊:学問や習い事の上達、②紙衣:病気や災難の身代わり、裁縫の上達、③折鶴:家内安全・健康長寿、④巾着:商売繁盛・富貴と貯蓄、⑤投網:豊漁・豊作、⑥屑篭:飾りの裁ち屑・紙屑を入れ、清潔と倹約、⑦吹き流し:織姫の織糸を象徴という意味があるのです。

あえて吹き流しの中に他の飾りを隠しているものもあり、それが「粋」とされているところも仙台っ子の気質を表していて面白いですね。

仙台駅周辺の商店街では、華やかな飾りが楽しめますが、少し中心街から離れたところでもそれぞれの飾りが見られます。仙台七夕まつりのホームページで飾りマップが用意されていますし、各地を巡るバスツアーもあるので、通な楽しみ方もいかがでしょう。シンプルで可愛らしい飾りも趣深いものです。

『呪術廻戦』とのコラボでは、虎杖、伏黒、釘崎、五条ら浴衣姿の4人が描かれた吹き流しが用意されているとの発表が。昨年同様、クリスロード商店街に設置されるのか現時点で詳細は不明ですが、そもそも仙台の七夕飾りは、当日までどんな飾りを出すか秘密にしているそうです。ぜひ会場で会えるのを楽しみにしましょう!

まとめ

青森ねぶた祭は、巨大なねぶたを乗せた山車、お囃子、参加者の練り歩きなど、これぞ日本の祭りというエッセンスがたっぷり詰め込まれています。仙台七夕まつりも、豊作や健康を祈願する人々の願いが形になったもの。

お祭りは一種の「呪(まじな)い」です。祭の文化を知ることで、きっと『呪術廻戦』がもっと面白く感じるはず。ぜひコラボをきっかけに祭のことも好きになってほしいと思います。

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