今年も桜の咲く季節がやってきます。日本中が桜色に染まるこの時期だけの、特別な体験をしてみたいとは思いませんか?今回は、都心から電車で1時間で行けるお花見スポットをご紹介していきます。
(この記事は2020年に公開されたものを再編集しています。2021年3月26日 編集部更新)
目次
【埼玉県】熊谷桜堤:約500本の桜と菜の花の抜群のコントラスト
平成2年に<さくら名所100選>に選ばれたのが熊谷桜堤です。荒川沿いの熊谷桜堤には、3月下旬から4月上旬にかけて、約500本のソメイヨシノが咲きこぼれます。
土手に自生している菜の花が開花すれば、さらに美しい光景を楽しむことができるでしょう。
※注)熊谷桜堤で開催される「熊谷さくら祭」は、2021年の開催は中止となりました。
【神奈川県】長谷寺:お寺と桜が非日常空間を演出
2月から4月上旬までの期間、お花見ができる鎌倉の長谷寺。境内には開花時期が異なるさまざまな種類の桜が約1000本植えられています。
長谷寺の桜は8分咲きくらいです🌸#鎌倉 #長谷寺 #桜 pic.twitter.com/UlHJHD6dbK
— イリヤ (@illya830) March 31, 2019
仏像と咲き誇る桜の美しい光景は、忙しい日々から切り離されたような非日常空間を感じさせてくれることでしょう。
【千葉県】いすみ鉄道:車窓がピンク一色に!
車窓から菜の花と桜を楽しむことができるローカル線、いすみ鉄道。大原駅から上総中野駅までの全長26.8キロを50分ほどかけて走ります。菜の花をイメージした黄色い車両が、淡いピンクの桜と鮮やかな黄色の菜の花の間を通り抜ける瞬間は、まさに絶景です。
【静岡県】大井川鉄道:SL列車に乗って桜を満喫!
大井川鉄道では、桜の名所として有名な川根両国と家山を、井川線(南アルプスあぷとライン)と蒸気機関車SLでめぐる日帰りツアーを行っています。約280本のソメイヨシノが作る桜トンネルのすぐそばを、SLで走り抜ける体験はそうそうできるものではありません。ツアーに参加するともらえるSLと井川線の乗車証明書は、旅の思い出の証明書になってくれるでしょう。
★大井川鉄道 桜シーズンのSL運行情報&予約情報はコチラ
【千葉県】佐倉城址公園:日本百名城の城跡地を辿る!必見の「夜桜屏風」
日本百名城に選ばれた佐倉城址公園では、約50種類、1100本の桜を鑑賞することができます。
公園内にある国立歴史民俗博物館では、平成25年から夜桜鑑賞会「歴博夜桜鑑賞の夕べ」を開催しています。歴博夜桜鑑賞の夕べでは、高さ3.95m、幅13.5mの屏風風に仕立てた巨大なガラスごしに、ライトアップされた夜桜を鑑賞することができます。桜の咲く時期にしか見ることができない「歴博夜桜屏風」を見ながら、幻想的な夜を過ごしてみてはいかがですか。
国立歴史民俗博物館は新型コロナウイルス感染防止のため2020年2月28日~3月15日まで休館中です。今後も休館を継続する可能性もありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
★国立歴史民俗博物館 公式HPはコチラ
まとめ
忙しすぎてお花見なんて。そんな方にもおすすめの都心から電車で1時間で行けるお花見スポットをご紹介しました。桜の咲く景色は、きっとあなたに癒やしを与えてくれることでしょう。1日だけでも時間を作って、あなたもお花見に行ってみませんか。