6月は田に水を引く月である「水無月」。
梅雨入りし、あじさいも見頃を迎えています。
北鎌倉にある明月院さんのあじさい「明月院ブルー」に今年も会いたい季節になりました。
境内一面のあじさいが満開になると、「明月院ブルー」に包まれた世界になります。
境内をゆっくり歩きながら、お気に入りのあじさいを見つけるのも楽しいですね。
たくさんある中からかわいいハートの形を発見したドキドキ感。
ゆっくり愛でたくなります。
人気の山門前の参道は人気スポットで混み合いますが、山門上からの景色と、山門下から上を見上げた景色は別物です。
花想い地蔵
開山堂の手前にいらっしゃるのが「花想い地蔵」
「人は誰しもはかない花の想い出の中に生きています
大切な人との別れ、いとおしい物との別れ
そんな時 ふと目に止まった花が
どんなにか 心を慰めてくれたことでしょうか」
〜いつくしみ深き花地蔵〜
あじさいの道を登って行くと出会える花想い地蔵
あじさいと素敵なアクセサリで飾られて、華やかさの中にもどこか、心がホッとする瞬間になります。
庭園にある、方丈内の円窓は「悟りの窓」呼ばれています。
撮影スポットになり、この季節は、30分ほど並びました。
手前の枯山水庭園、奥に花菖蒲の季節には通常非公開の後庭園も拝見できます。
明月院 月笑軒
あじさいをたくさん愛でて、少し足が疲れたところで、【明月院 月笑軒】にてお抹茶とお菓子を頂けます。
紫陽花の柄のお抹茶椀に出雲国松江・菓子老舗 桂月堂さん 「出雲三昧」
明月院ブルーの中に、時々珍しい配色のあじさいにも出会えます。
沙羅双樹(夏椿)の花も咲き始めます。
朝咲いた白いかれんな花は、夕刻までには落ちてしまいます。
聖なる木。
雨予報だった土曜日に、訪れましたが、曇りでお昼過ぎということもあり、入場も30分ほどで入場できました。閉園時間近くなり、人も少なくなって山門もゆっくりできました。
明月院に行くまでの道は、素敵なレストランや喫茶、カフェも立ち並び、朝一番で愛でてからランチやティータイムもできます。
中に入ってからも並びますが、あじさいを一つ一つ楽しんでいるとあっという間に境内を周れます。
混雑を避けるために、車で逗子まで行き、逗子駅周りの駐車場に駐めて、北鎌倉までは横須賀線で2駅乗りました。
この季節の鎌倉周辺は混雑しますので、パーク&ライドでのアクセスもおすすめです。
混んでいても、また愛でたくなる「明月院ブルー」に今年も会いに行きます。
明月院
明月院
住所 鎌倉市山ノ内189
電話番号 0467-24-3437
拝観料/入館料 500円(高校生以上) 小・中学生300円
[6月、11月本堂後庭園公開:改めて500円]
障害者無料(要障害者手帳)付添1名無料
拝観時間/入館時間
その他 9時00分~16時00分
見どころ
花の情報
[春]ボケ・レンギョウ・カイドウ
[夏]ハナショウブ、イワタバコ、ナツツバキ・アジサイ
[秋]紅葉
[冬]ロウバイ