川崎・若宮八幡宮の夏祭り
神奈川県川崎市。横浜に次ぐ県下2番目の人口を誇り、北部に流れる多摩川では東京都と面している大都市です。この川崎で8月の夏真っ盛りに行われるお祭りがあります。若宮八幡宮夏祭りです!毎年8月第一日曜日に行われているお祭りですが、2021年の今年は8月1日に行われるとのことで会場の若宮八幡宮へとやってきました!快晴に恵まれた中行われる夏祭りを、現地から速報でご紹介していきます!
若宮八幡宮境内では、朝からお祭りの神事が行われていました。今年は感染症対策から関係者のみで実施されています。神事が終わり10時30分を迎えると、お祭りが街へと繰り出していきます。連合唐櫃巡行のスタートです!
例年はお神輿が渡御しているのですが、今年は規模を縮小し唐櫃の巡行と言う形で実施されています。時代に合わせ、できる形でお祭りが行われているのが嬉しいですね。関係者の皆さまには感謝です!
木遣りが唄われる中、次々に神社から関係者が出てきます!
川崎の若宮八幡宮で、夏祭りがはじまりました!今年はお神輿ではなく、唐櫃が町内を練り歩きます。木遣りとホラ貝の音が響いていいですね!#祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/N5t6e1bVW3
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) August 1, 2021
真っ赤な顔をした猿田彦の姿も!道案内の神様である猿田彦は、お神輿の渡御や行列の巡行には欠かせない存在ですね!
お神輿ではなく唐櫃が練り歩く!
若宮八幡宮を出発した唐櫃巡行の行列は、近隣の街を練り歩いていきます。例年ですとお神輿と共にワッショイワッショイと掛け声が響いているところかもしれませんが、今年は静かに進んで行きます。
神職の皆さんの鮮やかな着物が美しいですね!
声は上げませんが、法螺貝の音色は響きます!
風鈴市が行われている参道へ
唐櫃を運ぶ行列は、川崎大師の仲見世へと進んできました!
門前に広がるたくさんのお店の前を、行列が通っていきます。
行列の中でも猿田彦はやはり存在感がありますね!
なお仲見世をはじめ川崎大師周辺では、川崎大師風鈴市が開催中です!8月22日までの開催で、詳しい内容はこちらの記事で紹介されていますので、ぜひご覧ください!
川崎大師風鈴市は全国の風鈴が並ぶ夏の風物詩。二年ぶり開催初日を速報レポ
川崎大師へのお山入り
唐櫃を運ぶ行列が、川崎大師の大山門までやってきました。
大山門を抜け、そのまま大本堂へと進みます。
各町会の方々も続いていきます!
川崎、若宮八幡宮の夏祭り。折り返し地点は川崎大師で、お神輿(今年は唐櫃)の宮入ならぬお山入りが行われています!#祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/6YYQVU1hur
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) August 1, 2021
連合唐櫃巡行の折り返し地点が川崎大師になっていたのでした!お神輿(今年は唐櫃)の宮入ならぬお山入りが実施され、お坊さんによる儀式がはじまります。般若心経等のお経が読まれ、天下太平、国家安康等と共に、南無疫病退散も祈られました。
川崎、若宮八幡宮の唐櫃が、般若心経等のお経で川崎大師に迎えられています!天下太平、国家安康等と共に、南無疫病退散も唱えられていました。#祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/cffktk3sRA
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) August 1, 2021
最後は万歳三唱、そして一本締めで儀式が締めくくりです!
限定御朱印・周辺情報・アクセス
若宮八幡宮では、夏祭り当日限定の御朱印を頒布中です!17時まで受け取ることができますので、お近くの方は行ってみてください。また若宮八幡宮さんは季節ごとの素敵な御朱印を提供されていますので、御朱印ファンの方は要チェックです!
夏祭りや風鈴市を楽しんだ後は、近隣のグルメもおすすめです!川崎大師の仲見世はお蕎麦やくず餅が有名で、複数のお店が存在しています。ぜひチェックしてみてください!
若宮八幡宮へのアクセスは、京急大師線「川崎大師駅」から徒歩1分です。京急大師線へは、京急川崎駅で乗り換えができます。