日本でも定着したハロウィンは、秋の人気行事。仮装やコスプレをして街中を歩くパレードは、大人も子どもも楽しめるスペシャルイベントです。
中でも「カワサキ ハロウィン」は、参加者約2,000人、沿道には約12万人が集まる日本最大級の「ハロウィン・パレード」を誇り、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
そんな「カワサキ ハロウィン」が終了するというニュースが!この記事では、これまでの「カワサキ ハロウィン」について振り返っていきます。
「カワサキ ハロウィン」って?
「カワサキ ハロウィン」は、神奈川県川崎市で1997年にスタートした日本最大級のハロウィンイベントです。
第1回目が開催された1997年は、ハロウィンがまだまだ認知されていない時代で、パレードをするのには多くの苦労があったとのこと。そんな中で開催されたパレードの参加者は約150人、観客は500人。回を重ねるごとに地域に根付き、2019年の参加者は約2,000人、沿道には約12万人が観客が集まりました。20数年足らずで日本最大級のパレードとなるだけでなく、現在開催されている多くのハロウィンパレードに大きな影響を与えたと言っても過言ではないでしょう。
「カワサキ ハロウィン」といえば「仮装パレード」が注目されがちですが、「豪華賞品が当たるスタンプラリー」、「お菓子が貰えるトリックORトリート」などのイベントが行われ、会場となる川崎駅周辺をハロウィンムードで盛り上げる、地域に根付いたイベントでもありました。
コロナ禍の2020年は、全国から「仮装動画」を募集し、“カワハロ史上初!完全ON LINEでリアルパレードを超える!”をテーマにオンラインで開催され、SNSを中心に話題となりました。
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「日本最大級ハロウィンイベント『カワサキ ハロウィン 2020』今年はステイホームで!#うちで化けよう」
惜しむ声続出「カワサキ ハロウィン」が終了
2020年でのオンライン開催によって、ハロウィンの新たな楽しみ方を提案した「カワサキ ハロウィン」からまさかの終了の告知があったのが8月27日。
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その直後から惜しむ声が続出。その人気のほどが窺えます。
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ハロウィンの盛り上がりと同時にネガティブな報道が見られるようになり、「そろそろやめ時」と主催者が判断したのが2020年2月頃だったといいます。ゴールデンウイーク明けに「最終回」を宣言し、華々しくフィナーレを迎える予定が、予期せぬコロナ禍に阻まれ計画が変更に。その後も主催者の思いは変わらず、「カワサキ ハロウィン」の終了が発表されました。
新たな挑戦に期待!
主催者である「カワサキ ハロウィン プロジェクト」は、終了を発表する中で「私たちは今、「カワハロ」の次に目を向け、新たな挑戦を始めようとしています。」と宣言しています。
新しい形での「カワサキ ハロウィン」に期待しつつ、続報を待ちたいと思います。