2020年10月17日、山形県鶴岡市の赤川河川敷にて 「希望の花火 IN AKAGAWA」と題したシークレット花火が打ち上げられました。
例年花火愛好家の人気の高い「赤川花火大会」の会場にて、安藤煙火店、北日本花火興業、アルプス煙火工業、紅屋青木煙火店など、同花火大会ではお馴染みとなった有名煙火店の花火玉等が打ち上げられ、山形 鶴岡の夜空を彩りました。
今回の花火を企画された同市出身のBさんは「自分の生まれ故郷の好きな花火大会が今年は開催されなくて寂しい思いがあった。赤川花火大会は毎年30万人近い集客があり経済的にも影響の大きいものだった。ぜひ周りの人にもここで花火があがることを見てもらいたいという想いもあり開催に至った」と話してくれました。
GO TO トラベルキャンペーンも展開される一方で、新型コロナに対してはまだ安心できない環境ということもあり、会場では新型コロナ感染拡大防止対策が万全に取られていました。
「煙火店の協力も得られ、バリエーション豊かな花火を打ち上げることができた。赤川花火大会は比較にならないくらい大きな規模で行われる。ぜひ足を運んでいただきたい。」とBさんは言います。来年この地で赤川花火大会が無事に開催されることを願いながら、有志や地元の方が約10分間という短い時間の花火を楽しみました。
今回はあくまでもプライベートで企画し開催に至った花火でしたが、「やりたいことを諦めなきゃいけない局面も多かったが、煙火店の協力も得られて開催できた。個人で花火をあげるというと驚かれるが、今回のことで花火業界の活性化への流れができるようになればよいと思う。」と語ってくれました。
注)主催者の希望により、主催者名を仮名で表示させていただきました。