一年を通して多種多様の御朱印が頂ける菊名神社
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。横浜市港北区に社殿を構える菊名神社では、多種多様の御朱印を頂くことができます。神社名と参拝日が毛筆書きされ、神印を朱で押印された通常のものだけではなく、例大祭、夏詣、花火、開運招福、無病息災、手水改修記念などユニークなデザインの御朱印が準備されています。各々の御朱印には「がまんさま」が描かれています。
御朱印ばかりでなく、オリジナルの御朱印帳も種類豊富です。
授与品に様々にデザインされるがまんさま
菊名神社では境内中央の社殿に隣接する授与所で御朱印を頂くことができます。
授与所の中には、お守りや絵馬、破魔矢など数多くの授与品が並びます。個性的にデザインされたものや、カラフルなものが多く、まるで土産物ショップのようです。
江戸時代から手水鉢の四方の支柱を支え続けるがまんさま
菊名神社の授与品には、がまんさまが様々なスタイルで描かれています。神社の境内にもがまんさまの姿を見かけることができます。授与所前に設けられた手水鉢の四方の支柱は江戸時代から、がまんさまが支えて続けているのです。長い年月にわたって重さに耐え、飽きることなく同じ仕事をするがまん強い姿が、参詣者に努力、忍耐、継続が開運を招くことを諭しています。社殿の正面でも、がまんさまの姿を見ることができます。
菊名の総鎮守の役割を担う菊名神社
菊名神社は1935年に、神明社、杉山神社、浅間神社、八幡神社、阿府神社の5つの村社を、杉山神社の地に合祀し、菊名神社として造営されました。社殿の頭上には24枚の天井画が描かれています。
菊名の総鎮守の役割を担う菊名神社では、一年を通して歳旦祭、節分祭、初午祭、夏越の大祓式、例祭などの行事が開催されています。ところが2021年の9月18、19日に予定されていた例祭は、新型コロナウイルス感染防止のため中止となってしまいました。神輿渡御は行われませんでしたが、社殿の中で御神輿の展示が行われ、社殿の横でがまんさまが描かれた風鈴の音色に耳を傾けることができました。
菊名神社は、は東急線とJRの菊名駅から北東約300メートルのところに社殿を構えています。駅前からは黄色と白色の提灯が神社に導いてくれます。
横浜市港北区の菊名神社の御朱印では、一年を通して多種多様の御朱印を頂くことができます。授与品の種類もとても多く、神社の手水鉢を支えるがまんさまが個性的にデザインされています。