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きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【前編】

きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【前編】

お祭りの舞台は名古屋・七所社

今回紹介するお祭りは、愛知県名古屋市の奇祭「きねこさ祭」。市内西部を流れる庄内川の河岸にある七所社(しちしょしゃ)が舞台のお祭りです!

七所社は愛知県内でも特に歴史のある神社の1つです。神社が所有する神鏡に884年の銘があることから、その頃にはすでに存在していたと伝えられています。また熱田七社と言う熱田神宮とその他6つの別宮を総称した呼び方がありますが、七所社ではその7か所の神社の神様を祀っていることからこの名前がついているんだとか!

そんな歴史・由緒のある神社のお祭りはすごいに違いない。期待が膨らみます!

尾張三大奇祭

きねこさ祭は、熱田神宮の「歩射神事(ほしゃしんじ)」、尾張大國霊神社・国府宮の「はだか祭」と並び、尾張三大奇祭に数えられているお祭りです!「川祭り」、「古式行列」、「本祭り・厄除け神事」の3つのパートに分かれていて、見どころ満載な独特な行事が一日を通して行われます!

不思議な”きねこさ祭”と言う名前がついていますが、”きね”は餅を突く竪杵、”こさ”はきねからこすり落としたお餅のことを意味しているんだとか。そのことからも分かるように、きねこさ祭は五穀豊穣が願われたお祭りなのですね!「御田祭り」と言う別名もついているそうです。

ちなみに境内では、”きね”と”こさ”をあしらったお守りが販売されているので、チェックしてみてください!1つ1つ手作りのお守りで、子どもの成長や厄除け、祈願成就のご利益があるそうです。

川祭りで吉凶を占う!

毎年旧暦1月17日(2020年は2月10日)に行われるきねこさ祭。そのスタートを飾る川祭りが12時30分にはじまりました!

まずは浴衣を着た男衆が、社務所内で火を囲み儀式を行っています。田植えにまつわる口上を述べながら、火の回りをぐるぐる進みます!

儀式が終わった、と思ったら男衆がダッシュで飛び出してきました!先頭の男性の手には御札が握られています!

川祭りで使用する竹が登場!かなり長いです。

社殿の前に男衆が勢ぞろい。この男衆、後厄42歳の男性10名と厄年の子ども2名でチームが組まれているんだとか。この12名は役者と呼ばれ、一日中いろんな場面で活躍します。ユニークな制度ですね!

いざ、川の中へ

七所社からほど近い庄内川へ、竹を背負いダッシュで向かう男衆!川沿いで浴衣を脱いでふんどし一丁となり、いざ川の中へ進みます!

まだ2月、冷え込む時期の川祭り。寒そうですが、無事川の真ん中で天高く竹を設置できました!

1人の男が立ち上がりました!手には御札を持っています。この後、何を行っていくのでしょうか?

なんと、御札を持ったまま竹を登りはじめました!

竹の中盤まで登ったところで御札をまき散らします!御札が、一本の竹の周りをたなびく様子が美しいです。

その後もどんどん竹を登っていき・・・。

そのまま竹を倒しました!かなりの高さから一気に水中へ突っ込み、庄内川の両岸からは大きな歓声が上がりました!

大団円感があります!

川岸に戻りながら、男衆が観客へ感謝を表します。川岸からは大きな拍手が起こりました!

南南東が吉!

川祭りを終えた男衆は、社殿へと報告に戻ります。

境内には多くの観客が押し寄せ、ここでも万歳が起こりました!お祭りの実行者と見学者が笑顔になる素敵なシーンです!

そもそもこの川祭り、竹に登っていた笛役によって竹が倒され、その倒れた方角で今年の吉凶を占うと言うもの。今回は南南東に倒れ、その方角がとなりました!

きねこさ祭・川祭りいかがでしたでしょうか?見事に竹が倒され、吉凶を占うことに成功しました!きねこさ祭はこの後も、「古式行列」、「本祭り・厄除け神事」と続きますので、ぜひ後編もお楽しみください!

きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【後編】

written by
高橋 佑馬

高橋 佑馬

1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!
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