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きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【後編】

更新日:2020/7/8 高橋 佑馬
きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【後編】

※前編がまだの方は、こちらからお読みください。

きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【前編】

厳かな古式行列

毎年旧暦1月17日(2020年は2月10日)に行われるきねこさ祭。お昼過ぎの川祭りを終え、再び14時頃に男衆が集まりはじめました。続いて行うのは「古式行列」。神職の方や役者の男衆、氏子の方々が古式に則った姿に身を包み、佐屋街道から七所社までの道を、お囃子を奏でながら練り歩きます!

役者の男衆は、社殿に置かれていたこちらの品々を身に付けます。

何やら不思議な道具も。

甲冑までありました!

準備が整った古式行列が、佐屋街道を進みます!行列の中には獅子舞もいました!

時には子どもの頭に噛みついて、福を与えていくシーンも!

続いて”きね””こさ”も進みます!

こさが進化した!?大きな鏡餅もありました!

こんなに大きな道具を運ぶ役者さんもいました!この道具は傘鉾と呼ばれているのですが、この後の厄除神事で大活躍するのでご注目を!

着物を羽織り、女形に扮する役者さんも。子どもの人形を担ぎ進みます。

厄年の子どもの役者さんは、犬を連れて行列に参加していました!かわいらしいですね。

古式行列の全容は、動画でご覧ください!

盛り上がりを見せる境内や参道

七所社へ一直線に続く屋台街へ行列がやってきました!地元の子どもたちによる、巫女の姿も見えます。

屋台街を抜けた古式行列は社殿へと到着し、見事に鏡餅の奉納が終わりました!

続いて社殿では本祭りとして、巫女舞、儀式が執り行われます。

屋台街へと戻ってきました。古式行列が過ぎた後でも、多くの方で賑わっています!

名古屋らしく、名物のどて煮がありました!きねこさ祭には合間の時間がたびたびあるので、油断するとお酒が進んでしまいそうなやつです笑

世にも珍しい厄除け神事

本祭りが終わると、いよいよきねこさ祭の奇祭たる所以「厄除け神事」がはじまります!

まずは役者の皆さんが境内に登場し、神職と一緒に口上を述べながらぐるぐる回ります!

ぐるぐる回るのが終わると、さあ激しい神事のスタートです!今まできねこさ祭のサポート役に徹してきた真っ黒な礼服を着た厄年の男衆(カラス)に向かって、厄除けがはじまります!

古式行列で持っていた道具で、次から次へと礼服の男衆を叩いていく役者の皆さん。時折「痛ってえ」と言う声が境内に響きます笑

お願いします!と言われて叩くのは細い棒。しかもフルスイングで痛そう笑

役者の皆さんは、観客へも厄払いを行ってくれます!

武将に扮した役者の方もいました!

見どころは古式行列でも異彩を放っていた傘鉾!役者の皆さんが厄年のカラスの皆さんに向かって突っ込みます!

ぐいぐい押される傘鉾に、必死で抵抗するカラスの皆さん。見ていておもしろい厄払いですね!

厄除け神事の迫力を、動画でもぜひご覧ください!

実は古墳の跡!?

厄除け神事を見終わったら、七所社の境内を散策してみてはいかがでしょうか?広い七所社の境内ですが、なんと3基の古墳があります!そもそも七所社のある場所の地名が「岩塚」。七所社が創建されるより前、奈良時代につくられたと言われる古墳があります。

こちらは社殿の東側にある古塚です。

続いては社殿前にある古墳です。池の中にある島かと思っていましたら、古墳なのだそうです!

尾張三大奇祭にも含まれている「きねこさ祭」。いかがでしたでしょうか?「川祭り」、「古式行列」、「本祭り・厄除け神事」と3つの側面を持ち、見どころたくさんのお祭り。ぜひ来年は春を迎える前に、厄を落としにきねこさ祭へ来てみてください!

高橋 佑馬
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!

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