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年末こそオマツリ!? 12月のおすすめ奇祭5選<2022年版>

年末こそオマツリ!? 12月のおすすめ奇祭5選<2022年版>

今年も早くも一年の締めくくりの12月。祭に関していえば「うちの地元の祭りももう終わったな~」という地域がほとんどでしょう。しかし、12月に一年を締めくくる祭りや神事を行う地域もあるのです。今回も日本全国から冬の寒空を多彩に彩る奇祭を集めました。バトルあり、罵倒ありのエモ過ぎる5選です。

①古河提灯竿もみまつり【茨城】

20メートル近い竹竿の先につけた提灯を激しく揉み合いながら、相手の提灯の火を消し合うバトルをくり広げる「関東の奇祭」が3年ぶりに開催決定!時折、竿が折れる音が響き渡り、提灯同士が ぶつかって火の粉が飛び散る中で激しく揉みあう様子が圧巻です。

祭りを盛り上げる、アナウンス実況にも注目。当時参加した若者達は「今夜べぇだ、今夜べぇだ([羽目をはずしていいのも]今夜だけだ、今夜だけだ)」という掛け声を叫んだのだとか。古河名物である鮒の甘露煮もご賞味あれ。

■日時:2022年12月3日(土)(毎年12月第一土曜)
■場所:古河(こが)駅西口おまつり会場
■交通:
・鉄道
JR宇都宮線「古河駅」西口より徒歩1分(JR新宿駅から約1時間)
東武日光線「新古河駅」東口よりタクシーで約5分
・車
<東北自動車道>
久喜ICより約30分
館林ICより約30分
<圏央道>
境古河ICより約35分
■詳細:古河提灯竿もみまつりホームページ

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➁木幡の幡祭り【福島】

毎年12月第一日曜に福島県の二本松で開催。幡競争や餅つきをした後、100本以上ものカラフルな五反幡を押し立て法螺貝をふきながら山間の道をぬって木幡山をめざすというインスタ映えする奇祭。

「ニッポンの奇祭(小林紀晴、2017)」などでも紹介されている有名な奇祭で、日本三大旗祭りの一つ(ちなみに後のふたつは青森の岩木山の神賑祭と長野、別所温泉の岳の幟)

■日時:2022年12月4日(日)(毎年12月第一日曜)
■場所:治家公園 ほか(福島県二本松市)
■交通:東北自動車道二本松ICから約30分
■詳細:木幡山隠津島神社「木幡の幡祭り

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③あらい祭り(大根祭り)【千葉】

祭りの当日は、村中「鍋かけず」と言って各家のカマドには火を焚かず、当番の家に集まり「神の食」を食べ、祭事を祝います。祭壇には、男女のシンボルを模した「神物」が飾られます。無病息災を祈り獅子舞が行われ、獅子がその「神物」を新妻の食前に出し子孫繁栄を願います。

一方その頃、神社では、子どもたちが、宮司らが神社の正面から入るのを阻止するため、小屋に火を放ち、大根を宮司らに投げつけます。男の子たちはこの日のために1ヶ月前から「カヤ」を集め、竹でやぐらを組み、小屋を準備していたのです。

■日時:毎年12月14日※今年は神事のみの開催
■会場:大宮神社(千葉県山武郡芝山町山田1441)
■交通:芝山鉄道線「芝山千代田駅」からバスで10分
■詳細:千葉県芝山町ホームページ「山田地区のあらい祭り(大根祭り)

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④悪態まつり【茨城】

白装束で天狗の格好をした13人の天狗が、16ヶ所の祠へお供え物をして回り、愛宕神社の北側にある飯綱神社を目指す。この時に、参拝者同士で「バカヤロー!」「さっさと歩け!」など罵声を浴びせあい、さらにはお供え物を奪い合うという奇祭中の奇祭。長野県の御柱祭、秋田県のナマハゲとともに日本三大奇祭と呼ばれています。

お供え物を持ち帰ると、「無病息災」「家内安全」「五穀豊穣」のご利益があるとされていることから、参拝者は先を争ってお供え物を奪い合い、参拝者同士の悪態が境内にこだましまするという。その由来は疫病退散を願う悪「退」祭りからという説や、領主が民草の不満を悪態の中から知ろうとしたからなど諸説あり。

※神官が拝み終わる前に供え物を奪い取ろうとする等の行為は掟破りですからご注意を。

■日時:2022年12月18日(日)(毎年12月第三日曜)※今年は関係者のみで開催
■場所:愛宕神社・飯綱神社
■交通:岩間駅から徒歩60分(タクシー10分)
■詳細:茨城県笠間市ホームページ「悪態まつり

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⑤長松寺のどんき【愛知】

火防の祈祷後、八つ手の団扇をもった赤天狗、撞木(どんき)を持った青天狗・白狐が登場し、子どもたち(時々大人)を追い回します。捕まえると紅ガラを身体に塗りたくられるので、子どもたちにとっては恐怖でしかない。紅ガラがまるで真っ赤な鮮血を浴びたようで、なかなかにホラー度が高いビジュアルです。また「どんき」祭りとは直接関係ありませんが、豊川市には日本三大稲荷のひとつとも言われる豊川稲荷(霊狐塚なども有名)もありますので、こちらと併せて行くのもおすすめです。

■日時:2022年12月18日(日)(12月第三日曜)※今年は関係者のみで開催
■場所:長松寺(愛知県豊川市)
■交通:JR東海道本線「愛知御津駅」下車徒歩15分
■詳細:豊川市観光協会ホームページ「長松寺 どんき

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この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
奇祭ハンター、美酒ナビゲーター。「毎月奇祭」を目標に奇祭旅を行い、お祭りやお酒の情報を挙げています。こけしや人形に感化されがちな特異体質。今までに50近くの奇祭を巡り、500種類以上の日本酒を飲酒。祭りがないときは大体、酒飲んでます。花束を投げないほうの天狗です。

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