※2021年は新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。 2022年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。 (2021年5月26日 編集部)
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2021年5月26日 編集部更新)
お祭りの舞台は、江戸川
6月、初夏を感じる頃に都内で行われるお祭りがあります。それが今回紹介する「小岩菖蒲園まつり」!
お祭りの舞台は”江戸川“、と言うことで最寄り駅へやってきました!
※2018年に取材した内容です。2021年はお祭りが中止になっているためご注意ください。
上野から京成本線に乗ること30分弱で来ることができる江戸川駅。駅の改札を出ると、早速お祭りが行われている小岩菖蒲園の案内看板が出ています!
菖蒲園へは駅から歩くこと5分程で着くことができ、アクセス抜群です!
河川敷にある小岩菖蒲園
江戸川の堤防までやってきました。ここを越えれば小岩菖蒲園は目前です!
堤防に上がると、すでに多くの人が!陸橋の架かる中央には江戸川が流れており、その河川敷に広がるこちらがお祭りの会場です!
満開の花菖蒲がお出迎え!
堤防を下り小岩菖蒲園へ入ると、満開の花菖蒲が出迎えてくれます!一面に花が咲き誇っていて、目を奪われます!
もっともポピュラーな紫色の花菖蒲。美しいです!
小岩菖蒲園のすぐ側を走る、京成線とのコントラストもいいですね!
100種類5万本の花菖蒲
小岩菖蒲園では、なんと100種類5万本もの花菖蒲が植えられているのだとか!花菖蒲はこちらの看板にあるように、見ごろを迎えるまでに3-4年かかるそうです。見事な花菖蒲が見られるのも、手入れをいただいている方々のおかげでありがたいですね!また美しく花を見られるように株分けと言う技法も行われており、本当に手間がかかっています!
ここからは、たくさんある花菖蒲を一輪ずつ紹介していきたいと思います!
トップバッターを飾るのは、青が映え美しいこちら!
お次は、外は白い花びらに内花が紫でかわいらしいです!
続いては淡い紫が特徴的で、中心が黄色く主張するこちらの花。
真っ白で、どこかゴージャスな花もありました!
このような、つぼみが見れるのも魅力的ですね!
菖蒲だけじゃない!?お祭りの見どころ
小岩菖蒲園は”しょうぶ”とは言っていますが、アジサイも美しく咲き誇っています!
菖蒲園を囲むアジサイも同じく見ごろを迎え、見どころなのでぜひチェックしてみてください!
また菖蒲が生えている水の中も注目ポイント!こちらのオタマジャクシのように、生き物が発見できることもあるので、見てみてください!
そしてお祭りに合わせて地元の方々が出店を出してくれています!飲み物や小腹が空いたらこちらをどうぞ!
もっとがっつり食べたい!と言う人は、堤防を越えて駅前の通りまで戻れば商店街が広がっています。こちらのように飲食店もあるのでランチにいかがでしょうか?
最後に、小岩菖蒲園がある江戸川河川敷は、江戸時代には交通の要所として知られていた場所でした。と言うもの、江戸川を渡ってしまえば今でも千葉県。江戸時代には、江戸から出る場所にあたりました。そんな大事な場所を彩る花菖蒲は、なんだかありがたいですね!
小岩菖蒲園まつり、いかがでしたでしょうか?暑くなりはじめる初夏に、彩りを与えてくれるお祭り。例年は6月上旬から中旬にかけて行われていますが、2021年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。ですが、落ち着いたシーズンにはぜひこの美しさを体感しに来てみていただきたいお祭りです!都心からも気軽に来れるので、ぜひ来年以降もチェックしてみてください!