京都市嵐山、紅葉の名所として有名なこの地にある車折神社(くるまざき じんじゃ)。平安時代後期の儒学者、清原頼業(きよはら よりなり)がご祭神の神社で、「その才、神というべく尊ぶべし」と言われた頼業のご利益にあずかろうと多くの方が参拝に来ます。こちらで毎年11月23日に、五穀豊穣への感謝、厄災消除を祈り行われるお祭りがあります。火焚祭(ひたきさい)です!
火焚祭がはじまる13時前に境内へやってくると、すでに杉葉で覆われたかまどが設置されています。四方の下部中央に穴が開いており、そこへ火を入れていく「かまど祓」の神事がはじまります!
宮司さんが境内へ登場し、儀式がはじまりました!まずはご神饌やかまど、参拝者に対してお祓いをしていきます。
そして火が用意されました!
一気に火がかまど中へ燃え広がっていきます。火の準備が整ったら、事前に奉納されていた火焚串をかまどの中へ!
車折神社の火焚祭、はじまりました!
かまどの神様が災厄を祓ってくれます!#祭り #オマツリジャパン #京都 #嵐山 pic.twitter.com/nYbamgeROd— 高橋佑馬@お祭りライター (@yuma_walking) November 23, 2020
かまどの守護神の奥津彦神・奥津姫を迎えて行われている火焚祭。火の力で災厄を祓ってほしいですね!
火焚祭の後は、ぜひ境内を散策してみてください。特に境内社の芸能神社は、その名の通り芸能関係の方の信仰が厚い神社。社殿を取り囲む玉垣には芸能人の名前がびっしり書かれており、お目当ての芸能人の名前を探しに来る方もいるそうです。
車折神社へのアクセスは、嵐山本線がおすすめです。神社入口の目の前に駅があり便利です!