春夏秋冬、各地域、場所・時間によって様々だけれども、常に人々を盛り上げてくれるのが「お祭り」ですよね。
しかし、昨今はコロナ禍や緊急事態宣言の影響もあり、外で賑わうお祭りは少なくなってきています。
そんなコロナ禍で苦境にあるお祭りを応援しようとして醸造されたビールが「マツリエール」です。
今回の記事ではそのマツリエールの魅力について、そして実際に飲んでみたレビューについて紹介していきます。
※編集部注:この記事は、新商品や話題のお店、各種イベントなど、クラフトビールに関するあらゆる情報を集約・発信するクラフトビール専門のウェブマガジン「CRAFT BEER LIFE」に掲載された内容を転載しています。
コロナで苦戦するお祭りを応援するためのビール
マツリエールは福岡県のクラフトビールブルワリー「ブルーマスター」と、全国のお祭りを特集するウェブメディア「オマツリジャパン」がコラボして醸造されたビールです。
日本全国には約30万件のお祭りがあると言われていますが、緊急事態宣言の影響で通史や規模縮小を余儀なくされています。
そんな苦戦しているお祭りを応援したいという想いから醸造されたのがこの「マツリエール」。スタイルはその名から連想できる通り、ペールエールです。
まさに、お祭りにエールを送るための「エールビール」となっています。実際に売上の10%はお祭りの主催者に寄付されるということで、まさしくお祭りのために作られたペールエールとなっているのです。
ラベルシールが同梱された6本セット
今回頼んでみたのは6本セット。
ブルーマスターのロゴが彩られたダンボールで到着。
中身を開けてみると、ブルーマスターの紹介パンフレットが同梱。
さらに今回の目玉であるマツリエールのラベルシールも同梱されています。これは記念としてとっておけそう。
お祭りを連想させる賑やかなデザイン
箱を開けて取り出して見ると、華やかなラベルデザインのビールが立ち並びます。
ラベルデザインはまさにお祭りを想像させるもの。「マツリエール」という商品名と「祭」という文字、そしてお神輿のイラストが添えられているラベルになっています。
色合いも赤でまさにお祭りを連想させるものであり、これぞ「マツリエール」のコンセプトにふさわしいデザインとなっています。
フレッシュで華やかなホップ、そしてモルトの香ばしさのベストマッチ
さて、いざお祭り気分で飲んでみよう!
グラスに注げば、柑橘感のあるホップのアロマがふわっと漂ってきます。まさにお神輿が迫ってくるかのようなフレッシュさです。
色合いはペールエールらしく琥珀色。泡立ちはきめ細やかで香りをぐっと閉じ込めるように長持ちしてくれます。
一口含めば、モルトの柑橘感が口いっぱいに。それと同時にモルトの香ばしいテイストが後から追いかけてきます。
全体的には甘みのある口当たり。しかしクセは強すぎず、飲んだ後は自然でクリーンな甘みが余韻を残し、さっぱりとした後味です。
まとめ
まさにお祭りの始まりから終わりまでを、一口含むだけで堪能できるようなペールエール。お祭りの余韻を楽しむかのような、そんな優しい味わいでした。
売上はお祭りの主催者に寄付されるということで、お祭り好きかつビール好きの方は、ぜひマツリエールを手にとってみてはいかがでしょうか。
お祭り気分で晩酌を楽しみつつ、それによってお祭りを応援できるということで一石二鳥。ペールエールでお祭りにエールを送ってみましょう。
ビールの情報
ブランド:ブルーマスター×オマツリジャパン「マツリエール」⠀⠀
スタイル:ペールエール
ABV(アルコール度数):5.0%
原材料:麦芽、ホップ、糖類
ブルワリーの情報
名前:ブルーマスター
住所:福岡県福岡市城南区別府1丁目19−1