2019年も遠州の祭りが幕を明けました。静岡県西部の遠州地方はとても祭りが盛んな地域で、様々な山車が楽しめることで知られています。その皮切りに行われるのが、静岡県掛川市で毎年4月の第1金・土・日の3日間行われる「三熊野神社大祭」です。
三熊野神社大祭とは
この遠州横須賀三熊野神社大祭が行われるのは掛川市の南部に位置する横須賀地区。280年前に江戸の祭り文化が伝えられ、その歴史感じる神輿渡御、祢里（ねり）と呼ばれる山車の曳き廻しが最大の見所とされます。
祢里（ねり）は、元禄時代の形そのままとされる一本柱万度型の江戸型山車。上座の中心に柱を立て、花差し、万度を飾り、鍋蓋の上には「出し飾り」と呼ばれる人形が取り付けられているのが特徴です。ルーツとされる江戸天下祭りからの歴史をほぼそのままの形で楽しむことができる貴重なお祭りと言われています。
遠州横須賀の三熊野神社大祭✨#三熊野神社大祭 #遠州横須賀 #祢里13台 #三社囃子 #桜が満開#シタッシタッ # pic.twitter.com/FqOOt6UH9h
— @池ポチャ野郎 (@CpVvnUKlj521Y66) 2019年4月6日
古の江戸天下祭をルーツに持ち、現代においてその姿を再現する歴史あるお祭り。満開の桜と合わせて楽しめるとあり、各地から観光客が訪れます。地元民にはこの日に合わせて帰省する人も多数。もちろん地元の遠州っ子もハジけます。
注目は見事な「人形（出し飾り）」
山車の上に取り付けられるのは見事な人形（出し飾り）。江戸にルーツを持つ川越や佐原にも共通します。鶴や武将などが模られたものが、てっぺんに飾られます。
遠州横須賀の三熊野神社大祭が始まっています。
たいへんなにぎわいで、盛り上がっていますよ。 pic.twitter.com/aKyArNTbFh— 大須賀図書館 職員のつぶやき (@OsukaToshokan) 2019年4月6日
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— 山車研OB (@OB97891064) 2019年4月7日
千秋楽の様子は…
最大の盛り上がりと言われる千秋楽の様子もSNSに続々とアップされていました。
夜祭の様子は…
祭り2日目の夜、「出し飾り」を外した屋台が、小気味良いお囃子を奏でながら夜の街をながします。ところどころに夜店も登場し、ムードは最高です。
マジックタイムに提灯が映えます
三熊野神社の参道には趣ある建物がいまも残ります
屋台のすれ違いが見れます
三熊野神社には夜店がズラリ
遠州の祭りに開幕を告げる #三熊野神社例大祭 にやってきました🏮 pic.twitter.com/frR97PPhzU
— オマツリジャパン (@omatsurijapan) 2019年4月6日
満開の桜と共に
桜のピークに合わせて開催される三熊野神社大祭。この時期ならではの光景を楽しめます。
三熊野神社大祭お疲れ様でした。横須賀はやっぱお囃子と元気があるところがいいね！あと桜がきれいだった！次は5月の各地区の屋台の引き回し！楽しみです pic.twitter.com/vF2hXbYNgh
— 遠州祭り (@HyamDY0piIjnXm9) 2019年4月8日